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さぬき市補正予算案、県東部清掃施設組合の溶融炉を低炭素炉に改修 /香川

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9月議会提出28議案を発表/さぬき市  
四国新聞-2015年8月21日
 さぬき市は20日、9月定例議会(8月27日開会)に提出する7億6398万円の2015年度一般会計補正予算案(補正後239億8520万円)など28議案を発表した。
 主な補正は、財政調整基金への積み立てに4億3400万円、クリーンセンターの溶融炉を低炭素炉に改修するのに伴う県東部清掃施設組合への負担金1億5178万円など。


新日鉄のシャフト炉式ガス化溶融炉
コークス使用量の大幅削減とか~

平成24年度環境研究総合推進費補助金次世代事業総合技術開発報告書
●世界の廃棄物処理展開を目指した低炭素型シャフト炉の開発 J112002

平成25年3月新日鉄住金エンジニアリング株式会社、香川県東部清掃施設組合


香川県東部清掃施設組合 平成26年4月1日
●低炭素シャフト炉の導入 
平成23年6月に環境省補助事業の採択を受けたプラントメーカーとの共同開発により、3号炉を「低炭素型シャフト炉」へ改造しました。
多様なごみ処理が可能
シャフト炉の特長である開口部の大きな装入装置とシャフト部のごみ充填方式を継承。選別・破砕などの前処理は不要で、ごみ質に左右されない安定処理を実現します。
効率的な熱交換
シャフト下全面からの送風により、ごみを均一かつ確実に乾燥、熱分解ガス化し、炭化物にして溶融帯に送ります。
ごく少量のコークスで安定した高温溶融を実現
炉底部へ炭化物を供給することでコークス使用量を削減。溶融に必要な最低限のコークスを添加し、1,700℃~1,800℃の高温溶融により多様なごみを安定的に安定溶融します。


ごみ溶融処理施設

概  要 : 建築面積 3,877.06㎡ 延床面積 14,568.64㎡
      (鉄骨及び鉄筋コンクリート造 地下2階 地上6階建て)
処理能力 : 65t/日×3炉(195t/日)
処理方式 : 全連続高温溶融処理方式

沿革 平成5年4月 香川県東部清掃施設組合設立
(構成団体12町:大川郡8町、木田郡3町及び香川町) 平成6年8月 ごみ溶融処理施設建設工事着手(65t/日×2炉) 平成9年3月 ごみ溶融処理施設完成 平成9年6月 香川東部溶融クリーンセンター供用開始
(8町の可燃ごみ、全町の不燃ごみ及び粗大ごみ) 平成11年3月 電力逆潮流(売電)開始 平成12年4月 香川東部溶融クリーンセンターごみ処理施設1炉増設工事、リサイクルセンター建設工事着手
構成団体12町のうち8町のし尿残渣受入開始 平成14年4月 香川東部溶融クリーンセンターごみ処理施設1炉増設(65t/日×3炉)として稼働
リサイクルセンター完成、業務開始
大川郡西部5町(津田町・大川町・志度町・寒川町及び長尾町)合併により「さぬき市」誕生
(構成団体1市7町:さぬき市、大川郡3町、木田郡3町及び香川町) 平成14年8月 集じん灰搬送設備工事着手 平成15年2月 集じん灰搬送設備完成 平成15年4月 溶融飛灰再生資源化施設において、ばいじん脱塩(製練原料化)処理開始
大川郡東部3町(引田町・白鳥町及び大内町)合併により「東かがわ市」誕生
(構成団体2市4町:さぬき市、東かがわ市、木田郡3町及び香川町) 平成18年1月 牟礼町、庵治町及び香川町の組合からの脱退
(構成団体2市1町:さぬき市、東かがわ市及び三木町) 平成21年9月 香川東部溶融クリーンセンター溶融スラグのJIS認証取得 平成23年4月 低炭素型シャフト炉(3号炉)共同研究実基実証試験開始 平成25年1月 香川東部再資源化センター建設工事着手 平成26年3月 香川東部再資源化センター完成 平成26年3月 低炭素型シャフト炉(3号炉)共同研究実基実証試験終了 平成26年4月 香川東部再資源化センター供用開始 平成26年4月

低炭素型シャフト炉(3号炉)稼働開始

 

 

 


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