■仙台・葛岡工場 ごみ保管場から煙
河北新報-2015年8月11日
11日午前5時25分ごろ、仙台市青葉区郷六の市ごみ焼却施設「葛岡工場」で、ごみをためるピットから煙が出ていると職員が119番した。消防車など18台が出動し、消火作業に当たっている。けが人はいない。仙台北署が原因を調べている。
市廃棄物管理課によると、同日午前3時35分ごろ、火災報知機が作動。職員がピットの放水設備を動かしたが煙は収まらず、消防に通報した。ピット内でごみが燃える事態は年に数回発生するが、通常は放水すれば消えるという。
市は、ごみに混入していた発火物から出火したとみている。工場はごみの搬入を停止したが、焼却は消火作業と並行して続けている。ごみ収集車の搬入先は今泉工場(若林区)と松森工場(泉区)に割り振る。
隣接する市葛岡温水プールは安全が確認されるまで営業を見合わせる方針。