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Channel: 東京23区のごみ問題を考える
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大田清掃工場-施設の特徴および運転報告について-(タクマ技報から) 

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タクマ技報 VOL.23NO.1(2015年6月発行) 東京二十三区清掃一部事務組合殿向大田清掃工場-施設の特徴および運転報告について-

中塚 大輔*  (*環境技術1部)
(要約)
2014年9月に一般廃棄物処理施設である東京二十三区清掃一部事務組合殿向大田清 掃工場が竣工した。本施設の性能については、試運転期間中に実施した各種性能試験において、全ての項目で保証値を十分に満足する結果が得られた。また、本 施設は「高効率ごみ発電」「自然エネルギー利用」「見学者への配慮」という点に注力しており、それぞれに従来にはない工夫を施した特徴を有する施設となっ ている。特に、本施設の最大の特徴である高効率ごみ発電に関して、蒸気タービン発電機の最大出力時に発電効率22.7%、蒸気タービンの部分負荷運転時に 発電効率22.0%を達成した。乾式排ガス処理に比べて発電効率が低下する湿式排ガス処理方式を採用しているにもかかわらず、高効率ごみ発電施設の交付要 件(環境省)である発電効率20%以上を十分に満足する結果が得られた。

タクマ技報 VOL.23NO.1(2015年6月発行)
巻頭論説
わが国のエネルギー・環境政策の再構築
解説
株式会社タクマにおける廃熱ボイラーの変遷
播磨工場におけるボイラー製造技術

報告
東京二十三区清掃一部事務組合殿向大田清掃工場-施設の特徴および運転報告について-

固定床型アナモックスプロセスによる高効率窒素除去技術に関する技術実証研究 その4-低コスト化の検討-
下水道バイオマスからの電力創造システムに関する技術実証研究 その2

ストーカ式焼却炉における排ガス再循環および無触媒脱硝による低NOx燃焼

尿素分解装置を用いた無触媒脱硝試験

受賞
都市ごみのメタン発酵と焼却によるコンバインドシステム

 

タクマ技報、、要約ではあるが、、、
いろんなことがでている~


大田清掃工場(大田区京浜島三丁目6番1号) 
施設・建設概要(パンフレットより)
・敷地面積/約92,000㎡
・建築/工場棟・・・・・・・・・・・・鉄骨鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造、鉄筋コンクリート造)
                  地下1階 地上7階 高さ44.3m
                  延床面積 約33,400㎡
      煙突・・・・・・・・・・・外筒 鉄筋コンクリート造
                  内筒 ステンレス鋼板製/高さ46.8m
・プラント/焼却方式・・・・・・・全連続燃焼式火格子焼却炉(廃熱ボイラ付)
                  600トン/日(300トン/日・炉×2基)
      ボイラー・・・・・・・・加熱器付自然循環式水管ボイラー
                  最高使用圧力・温度5.3MPa 425℃
                  最大蒸発量/61t/h・基
      蒸気タービン発電設備・・・・・・・
                  衝動式外部抽気復水型蒸気タービン
                  定格出力 22,800KW
                  蒸気量 107.5t/h(定格出力時)
                  蒸気圧力・温度 3.8MPa 395℃
・建設費/約188億円
・工期/平成22年6月23日~平成26年9月30日
・設計施工/タクマ・東急建設特定建設工事共同企業体



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