■ ごみ焼却あす再開 仙台市・松森工場
河北新報 2015年7月2日
仙台市は1日、ボイラーのトラブルで6月20日に停止した泉区のごみ焼却施設「松森工場」を3日から再稼働させることを明らかにした。停止原因となった焼却炉内のボイラー水管の破損部分を補強し、安全性を確認できたため。
工場に三つある焼却炉のうち1、2号炉の補強が完了。3日に2号炉、4日に1号炉がごみの焼却を再開する。水管が破損し、緊急停止した3号炉の再稼働時期は未定。
松森工場で収集する家庭ごみの一部は今泉(若林区)、葛岡(青葉区)両工場に振り分けており、当面は同様の措置を続ける。
併設のスポパーク松森には予備のボイラーを使って余熱や電気を送っているが、4日には通常の態勢に戻れるという。
松森工場は20日午前2時半ごろ、3号炉がボイラーの水位が低下し緊急停止、1号炉も自動停止した。2号炉は定期点検中だった。
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