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呑川(大田区)における魚のへい死について

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東京都環境局 平成27年6月24日

呑川における魚のへい死について

 本日、呑川(大田区)の「北ノ橋(きたのはし)」~「JR東海道線鉄橋」の間を中心に魚のへい死がありましたので、お知らせします。

1 発生状況

 6月24日10時5分頃、大田区役所より呑川の北ノ橋~JR東海道線鉄橋付近で魚がへい死しているとの連絡がありました。
 環境局及び大田区は、現地に職員を派遣し、水質及び浮上魚の状況等の確認を行った結果、本日13時30分現在、北ノ橋~JR東海道線鉄橋の区間を中心に体長5センチメートル程度のボラを中心に約1000匹の魚のへい死を確認しました。

2 調査結果

 本日、大田区が「大平橋(たいへいばし)」で実施した水質検査では、水中の溶存酸素量が通常の値より低い状態でした。

 水質の分析結果(簡易分析)
・ pH:6.9(上層)、7.3(下層(約2.5メートル))
・ 溶存酸素量(DO):0.02ミリグラム/ リットル(上層)、0.01ミリグラム/ リットル(下層(約2.5メートル))
・ 遊離シアン、六価クロム及び残留塩素:不検出

参考

 周辺地点における平常の水中の溶存酸素量(平成25年度水質測定結果年度平均値)
 呑川・夫婦橋(大田区) 6.0ミリグラム/ リットル(上層)
※呑川における溶存酸素量(DO)の環境基準値 2ミリグラム/ リットル以上(上層)
※呑川におけるpHの環境基準 6.0~8.5

3 原因

 6月23日から24日の降雨により、川底に堆積していた泥が巻き上げられ、水中の溶存酸素が不足したことが、魚のへい死の原因と考えられます。

4 対応

 本日、大田区が魚の回収を行っています。回収できなかった魚は明日回収を行う予定です。


呑川はよく魚のへい死~

へい死とは~
日本語表現辞典 >
へい死  読み方:へいし  別表記:斃死
たおれ死ぬこと。行き倒れになって死ぬ。特に動物が病気などにより突然死することを指す場合が多い。


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