■輸送監視システム サイバー攻撃で輸送を停止(福島県)
日テレNEWS24-2015年6月17日
除染廃棄物の中間貯蔵施設への輸送を監視をする会社へ、昨夜、サイバー攻撃があり、現在、輸送が停止されている。 大熊町と双葉町の中間貯蔵施設の予定地には、現在、仮置き場からの除染廃棄物の試験輸送が行われ、その状況は、国の委託を受けた ...
■室蘭・PCB処理事業所、サイバー攻撃被害か
北海道新聞-2015年6月18日
環境省は17日、外郭団体「中間貯蔵・環境安全事業(JESCO)」北海道PCB処理事業所(室蘭市仲町)の内部ネットワークがコンピューターウイ ルスに感染した疑いがあり、外部との接続を全て遮断したと発表した。職員に届いた「標的型メール」によるサイバー攻撃とみられ、詳しい原因や情報流出の有 無を調べている。
JESCOは12日に民間業者の指摘で不正アクセスを確認していたが放置。16日夜まで環境省など関係機関に連絡していなかった。
環境省とJESCOによると、ウイルス感染したとみられるのは道事業所のパソコン2台。不正アクセスは5月25日から始まっていたが、市販の対策ソフトではウイルスが検出できなかった。
なんとまあ~
いろんなところが標的に、、、サイバー攻撃?
それにしてもね~
環境省 2015年6月17日
1 指示の内容
○情報を受けた段階(6月16日21:00頃)で、JESCO全体の回線遮断の実施。
○JESCOが取り扱っている情報に関する被害状況の確認、不正通信による外部への影響の確認及び原因の究明。
○JESCOにおける情報セキュリティ管理体制の強化及び再発防止の対応。
2 今後の対応
○環境省としては、監督官庁として早急に原因究明に努めるとともに、再発防止のための対策について徹底的に指導してまいります。
添付資料 JESCO報道発表資料「当社情報システムの外部との遮断について」 [PDF 27 KB]
■中間貯蔵会社:廃棄物搬入を一時中断…サイバー攻撃受け
毎日新聞 2015年06月17日
環境省は17日、東京電力福島第1原発事故で生じた除染廃棄物の中間貯蔵施設を管理する特殊会社「中間貯蔵・環境安全事業」(JESCO)が標的型メールとみられるサイバー攻撃を受けたと発表した。
施設の管理システムに影響はなく、地権者情報は所管する同省が管理しているため漏えいはないという。
標的型メールは、あらかじめ攻撃対象を決めてメールを送りつけ、端末をウイルス感染させる。
同省によると今月12日、同社北海道事業所のパソコン1台が外部サイトに不正通信していると調査機関から通報があった。ウイルスは検出できなかっ たが、15日も別の1台が同様の不正通信をしたため、2台をインターネットから遮断。16日午後9時ごろ、社内の全パソコンの外部接続を止めた。
同社担当者は「職員が気付かない間に標的型メールを開いた可能性が高い」と話す。同省は中間貯蔵施設への廃棄物搬入を一時中断したが、異常がないことを確認し再開した。【阿部周一】