3月末に公表された『東京都「持続可能な資源利用」に向けた取組方針』では、
「基本的考え方や 今後の施策の方向性の明確化により、持続可能な資源利用に関する企業等の先駆的行動 と議論を促進していく。企業、都民、NGO、区市町村、関係団体や専門家等の意見を踏まえて更なる対策を検討し、新たな東京都廃棄物処理計画の策定等に反映していく。」・・・・・となっていたので、具体的に廃棄物処理計画にどのように反映されるのか、、
第14回 東京都廃棄物審議会で、さっそく「東京都廃棄物処理計画の改定について」が議題となっている。
東京都の廃棄物審議会も、今では、清掃事業の区移管で、各区の取り組みに大きな影響をもたらすということもなくなったが、、、なにしろ、23区のごみの分別区分変更、廃プラスチック類を不燃ごみから可燃ごみとしたのも、そもそもが、東京都廃棄物審議会で、「廃プラスチック類を埋立不適物とする」という答申を受けてのこと。前会長 横島庄治氏から田中勝氏にかわってからのこと、廃棄物審議会のメンバーは、その後もほとんど変更なしの恒例の委員。あの当時は、審議会傍聴にも熱心に通ったものだが、、そしてパブコメなども形式的に成されたが、、、、
第14回東京都廃棄物審議会の開催について
第14回東京都廃棄物審議会を下記のとおり開催いたしますので、お知らせします。
記
1 日時
平成27年6月10日(水曜)
午前10時00分から午前11時30分(予定)まで
2 場所
東京都庁第二本庁舎 31階 特別会議室21
3 議題(予定)
会長の選任について
東京都廃棄物処理計画の改定について
その他
4 その他
会議は公開で開催されます。
※受付は午前9時30分から行います。
※別紙 東京都廃棄物審議会委員名簿
東京都環境局 平成27年3月31日 『東京都「持続可能な資源利用」に向けた取組方針』を策定しました
これからの東京の資源循環施策に関する基本的考え方と主な取組を明らかに
平成27年3月31日
環境局
本日、東京都は、昨年12月に公表した「東京都長期ビジョン」に基づき、これからの東京の資源循環施策に関する基本的考え方と推進に向けた主な取組を明らかにした『東京都「持続可能な資源利用」に向けた取組方針』を策定しましたので、お知らせします。
※現在、世界では「地球1.5個分の資源」を利用しているとの推計もありますが、「資源」の利用にあたっては、様々な資源制約や、CO2排出や森林減少等の環境影響が生じています。また国連では、本年9月に新たな「持続可能な開発目標」が決定される予定です。
東京は、2020年オリンピック・パラリンピックとその後を見据え、『東京の持続的発展を確保するため、世界一の都市・東京にふさわしい資源循環を実現』
このため、これまで進めてきた廃棄物の3R施策を土台に、最終処分量の削減とともに、資源利用の流れの上流側から、サプライチェーンの観点も含め、資源の利用を持続可能なものに転換させていく。※低炭素社会構築にも寄与する取組を一体的に推進
関連(本ブログ)
■社説:東京五輪と環境 「もったいない」を世界に(毎日新聞)、ごみの出ないオリンピックとなるか?2015年05月04日