■ 福島の民間管理処分場を国有化へ 指定廃棄物、環境省が方針転換
47NEWS 2015年6月5日
東京電力福島第1原発事故に伴う福島県内の指定廃棄物などの処分をめぐり、環境省は4日、同県富岡町の既存の民間管理型処分場「フクシマエコテッククリーンセンター」を国有化し処分場とする方針を固めた。
政府は当初、エコテックの事業者に業務委託する計画だったが、地元の富岡町は「責任の明確化」のため国有化を求めるなどして協議が難航。国の方針転換を受けて今後、交渉が大きく進展する可能性が出てきた。
望月義夫環境相は5日午後にも福島県を訪れ、内堀雅雄知事や宮本皓一富岡町長らと会談し、廃棄物搬入への理解を求める予定。国有化やそれに伴う交付金についても協議するとみられる。2015/06/05 02:00 【共同通信】