■福島環境再生事務所/相馬・新地処理施設解体/6月25日まで参加受付
日刊建設通信新聞 (会員登録)-2015年6月5日
東北地方環境事務所福島環境再生事務所は4日、WTO(世界貿易機関)対象の相馬市・新地町災害廃棄物代行処理施設解体撤去工事の一般競争入札を公告した。提案書と入札書は25日まで受け付ける。7月24日に開札する。
国が代行処理して、ことし2月に廃止した災害廃棄物の仮設焼却施設(150t×2炉、270t×1炉)の解体を行う。内部は放射性物質やダイオキシン、 重金属類で汚染されているため、作業員の安全や周辺環境の保全への配慮を求めている。工期は2016年3月31日まで。設計・施工はタクマが担当した。工 事場所は福島県相馬市光陽2-1-1。[ 2015-06-05 6面 面名:北海道・東北面]
相馬市新地町内の災害廃棄物の仮設焼却炉、570t/日(150t×2炉、270t×1炉)
プラントの設計・施工 平成24年度の施設運営: 約40億円 タクマ
H26年度は、IHI環境エンジニアリング
平成25年2月20日に点火式、焼却処理を開始、
焼却終了平成27年2月
2年間でどの程度焼却をしたのか、、、
そして今回の、施設解体撤去工事の一般競争入札
規模の大きい仮設焼却炉も,数百億円かけて設置、そして数年で解体、
福島のみならず、岩手や宮城の災害廃棄物の仮設焼却炉の建設、解体を考えると、、、
復興予算のかなりの部分は、プラントメーカーとゼネコンに
災害廃棄物国代行処理
・相馬市 相馬市、新地町内の災害廃棄物(追加的に相馬市内の除染廃棄物と農林業系廃棄物を相馬市が処理) 570t/日 タクマ(H26
年度は、IHI環境エンジニアリング)(新地町分は平成26年3月に処理完了、相馬市分は平成26年11月に処理完了)
相馬市及び新地町の災害廃棄物の国による代行処理について
災害廃棄物発生量(可燃物)※
相馬市 15万2千トン
新地町 2万2千トン
仮設焼却炉の概要 (タクマ 約40億円「プラントの設計・施工 平成24年度の施設運営」)
施設規模:
階段式ストーカ炉
150 t/日×2炉
回転式ストーカ炉
270 t/日×1炉
計 570 t/日
平成25年2月20日に点火式を行い、焼却処理を開始