■化学物質・廃棄物を規制する3条約 規制物質の追加や新基準などが採択
環境ビジネスオンライン-2015年5月19日
化学物質・廃棄物関連3条約の締約国会議である、ストックホルム条約・バーゼル条約・ロッテルダム条約の各締約国会議が、5月4日(月)~5月15日(金)に、ジュネーブ(スイス)において開催された。環境省や経済産業省が結果の概要を発表している。
期間中、条約ごとに技術的な議題、条約の運用上の課題などについて議論が行われたほか、3条約で共通する技術協力や条約間の連携の強化による効率的な対策の実施についての議論が3条約合同で行われた。
ストックホルム条約については、条約上の規制対象物質として新たに3物質群が追加されたことから、今後国内で担保するための所要の措置を講じる予定。バーゼル条約については、3つの技術ガイドライン(POPs廃棄物、水銀廃棄物及びE-waste)が採択された。ロッテルダム条約では、1物質(メタミドフォス)が新たに条約対象物質に追加された。..
環境省 平成27年5月18日
■ストックホルム条約、バーゼル条約及びロッテルダム条約締約国会議の結果について(お知らせ)
化学物質・廃棄物関連3条約の締約国会議である、「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約」(ストックホルム条約)第7回締約国会議、「有害廃 棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約」(バーゼル条約)第12回締約国会議及び「国際貿易の対象となる特定の有害な化学物質及 び駆除剤についての事前のかつ情報に基づく同意の手続に関するロッテルダム条約」(ロッテルダム条約)第7回締約国会議が、本年5月4日(月)~5月15 日(金)の日程で、ジュネーブ(スイス)において開催されました。
期間中、条約ごとに技術的な議題、条約の運用上の課題などについて議論が行われたほか、3条約で共通する技術協力や条約間の連携の強化による効率的な対策の実施についての議論が3条約合同で行われました。
ストックホルム条約については、条約上の規制対象物質として新たに3物質群が追加されたことから、今後国内で担保するための所要の措置を講じる予定です。 バーゼル条約については、3つの技術ガイドライン(POPs廃棄物、水銀廃棄物及びE-waste)が採択されました。ロッテルダム条約では、1物質(メ タミドフォス)が新たに条約対象物質に追加されました。