■1千度の高温の鉄が大量に漏れ出し火災に 4人けが 炉の底が抜けた? 岡山・倉敷の製鉄所
産経ニュース-2015年4月19日
18日午後10時35分ごろ、岡山県倉敷市水島川崎通、JFEスチール西日本製鉄所の製鋼工場で、溶けた鉄が炉から漏れ出し火災が起きた。消防によ ると、男性作業員4人がやけどを負って病院に搬送され、うち1人が重傷。搬送時、全員意識はあったという。火は約1時間40分後に収まった。
JFEスチールや消防などによると、鉄を炉で溶かす作業中に高温の鉄が大量に漏れ出し、火災が起きたという。炉の底が抜けたとの情報もあり、消防などが消火作業を進めるとともに、詳しい状況を調べている。
同社によると、事故があった工場は24時間稼働している。漏れ出たとみられる溶けた鉄の温度は800~千度にもなるという。
同製鉄所では昨年2月にも、溶けた鉄が飛び散り、近くにいた作業員がやけどを負った。
現場は高梁川の河口付近の、水島港に面した工場が多く立ち並ぶ地区。
新聞各社、共同通信配信ニュースでどこも同じ内容、
NHK朝7時のニュースでは、「溶けた鉄を入れていた容器が壊れて鉄が漏れ出し~」となっている。
■溶けた鉄漏れ出し作業員5人けが 岡山
NHK-2015年4月19日
18日夜、岡山県倉敷市の水島コンビナートにある製鉄所で、溶けた鉄を入れていた容器が壊れて鉄が漏れ出し、作業員1人が熱風で全身にやけどを負う大けがをしたほか、4人が軽いけがをしました。
18日午後10時半すぎ、倉敷市水島川崎通の「JFEスチール西日本製鉄所」から「溶けた鉄が漏れ出した」と消防に通報がありました。
警察や消防、それに会社によりますと、溶けた鉄を入れていた、直径およそ4メートル、高さ4メートル80センチの円筒形の容器が壊れ、溶けた鉄およそ200トンが流れ出たということで、消防が放水をして冷却したということです。
この事故で、作業をしていたJFEスチールの26歳の男性作業員が熱風で全身にやけどを負う大けがをしたほか、近くにいた下請け会社の20代から40代の男性作業員4人が軽いけがをしました。
製鉄所では当時、鉄鉱石を溶かした鉄を円筒形の容器に入れ、不純物を取り除いていたということで、警察と消防で容器が壊れた原因などを詳しく調べています。
■高温の鉄が流出、作業員5人がけが
毎日放送-2015年4月19日
18日夜、岡山県倉敷市のJFEスチール西日本製鉄所で、鉄を溶かしていた溶鉱炉の底が抜けて高温の鉄が流れ出し、作業員5人がやけどなどのけがをしました。
18日午後10時半ごろ、岡山県倉敷市水島川崎通りのJFEスチール西日本製鉄所第一製鋼工場で、鉄を溶かす作業をしていた溶鉱炉の底が抜け、高温の鉄が流れ出して火災が起きました。
この事故で、26歳の男性など作業員5人がやけどなどのけがをしましたが、命に別状はないということです。溶鉱炉は直径4メートル、高さが4.8メートル程で、溶けた鉄の温度は1500度前後とみられています。火災は約2時間で収まりました。
この工場は24時間稼働していて、去年2月にも溶けた鉄が飛び散り作業員2人がやけどを負っています。(19日06:46)
■溶けた鉄浴び1人重体 岡山、JFE製鉄所
47NEWS-2014/02/06
7日午前6時5分ごろ、岡山県倉敷市水島川崎通のJFEスチール西日本製鉄所の電炉工場で、溶けた鉄がはじけて飛び散り、近くにいた男性作業員2人がやけどを負った。病院に搬送されたが、2人のうち関谷裕紀さん(30)が重体、もう1人は軽傷という。
水島署によると、2人は7日午前6時ごろから、再利用する鉄くずを溶解するための電気炉で、不純物を取り除く作業をしていた。
爆発音がしたことから、近くにいた別の作業員が確認したところ、2人がやけどを負っていたという。関谷さんは、意識はあるが、広範囲にやけどを負っている。 2014/02/07 16:10 【共同通信】