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成田富里いずみ清掃工場(シャフト式ガス化溶融炉)で2度目の異常過熱、焼却を民間委託に/千葉

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成田富里いずみ清掃工場、再び高温で1号炉停止

成田市のホームページなどでは、清掃工場のトラブルなどの掲載はなにもないので、新聞報道のみで推察すると、「2月26日、焼却炉2基のうち1基で表面が高熱になっているのを確認。内部の耐火材が破損していたが応急処置をして使用を続けたが、3月16日(?)耐火材が損傷したため緊急補修が必要になった。」ということであった。3月中に再開する見通しとなっていたが、補修後に再開したものの、同じ1号炉で再び、「ろ過式集じん器」の一部が高熱になったということのようだ。
 

清掃工場で2度目の異常過熱、焼却を民間委託に
読売新聞
 2015年4月17日
 千葉県成田市小泉の廃棄物処理施設「成田富里いずみ清掃工場」で、内部施設が熱くなる異常が見つかり、市が二つの炉のうち一つを緊急停止したことが16日、分かった。
 市は再稼働へ向けた原因特定ができるまで、処理が追いつかないごみを民間で焼却してもらうことを決め、同日、委託費1億5000万円を補正予算として専決処分した。
 市環境部によると、13日正午頃、1号炉の燃えかすを無害化する「ろ過式集じん器」の一部が高熱になっているのが分かったため、1号炉を緊急停止した。2号炉だけではすべてのごみを処理できないため、専決処分した上で、市内の民間業者に焼却を委託した。
 同工場は、富里市と共同で建設され、同市と成田市のごみを処理している。3月にも本体表面が想定以上に熱くなった1号炉を停止し、ごみ処理を1億円で民間委託した。

今回も、耐火レンガの損傷なのかどうかは分からないが、結果的に、定期点検で補修工事等は当然行っているのだろうが、それでは補えなく、想定外の突発的な事故ということなのか、単に見込みが甘かったのか、それとも耐火レンガだけの問題ではなく、なにか構造的な問題の可能性もあるのだろうか~ 溶融炉が停まるたびに,ごみ処理を外部に委託するというのもたいへんなことだろう。しかし、採算性や効率よりも安全対策を最優先で、大きな事故にならないようにしてほしい。

成田富里いずみ清掃工場は、平成24年10月竣工なので、もう2年半稼働していることになる。これまでも順調に稼働していたのかどうかもよく分からないが、、、ごみ関連の情報公開も、自治体によっては本当に不透明なところも多い。DBOなどだと、ほとんど事故情報も出てこないだろう。地域によっては、新聞やテレビで、些細な事故情報もすぐに取り上げるところもあるが、

富里
成田富里いずみ清掃工場
施設概要
所在地:千葉県成田市小泉344番地1
処理方式:ガス化溶融炉(シャフト式) 川崎技研
処理能力:212t/日(106t/24h×2炉)
発電能力:3,000kW
敷地面積:約36,000平方メートル
開設:平成24年10月1日  

曰く付きのガス化溶融炉、
一旦は、入札から外された川技研が、再入札で落札、

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