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仮設焼却施設が稼働 葛尾の汚染廃棄物処理/福島

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仮設焼却施設が稼働 葛尾の汚染廃棄物処理 
福島放送
 2015/04/17
環境省が葛尾村の野行地区に建設していた仮設焼却施設が完成し16日、現地で火入れ式が行われた。
仮設焼却施設の稼働は県内5カ所目で、帰還困難区域では初めて。
東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物や家屋解体廃棄物、一時帰宅した際に出る片付けごみなど1日200トンを処理する。
平成29年3月末までに12万9千トンを焼却する予定で、30年3月末までに施設の解体・撤去を終える計画。
約11ヘクタールの敷地に焼却施設や灰保管施設などがある。
排ガスは放射性セシウムの除去装置を二段階で設置し、監視装置で確認した後、煙突から排出する。
モニタリングポストは施設内に2台、施設外に3台を設けた。
火入れ式には、村や国、県、地区住民、施工業者ら約80人が出席した。
福山守環境大臣政務官は「葛尾村の早期復興に貢献できるよう無事故で事業を進める」とあいさつ。
松本允秀村長は「除染は帰村に向けた最重要課題で、廃棄物の減容化処理施設完成は大きな一歩になる」と述べた。
福山政務官、松本村長らがボイラーを稼働させる点火スイッチを押した。


福島県内の仮設焼却施設等進捗状況
対策地域内廃棄物処理 ( 国直轄)
・葛尾村 村内の災害廃棄物、片付けごみ、除染廃棄物 200t/日 JFE、奥村組、西松建設、大豊建設JV 6,700t

●平成26年度葛尾村対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)
業務名:平成26年度葛尾村対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)
契約年月日:平成26年5月20日
契約方法:一般競争入札総合評価落札方式
業務場所:福島県双葉郡葛尾村地内
契約業者名:JFE・奥村・西松・大豊特定業務共同企業体
履行期限:平成30年3月31日
業務概要:本業務は、葛尾村内に仮設処理施設を建設し、葛尾村内の対策地域内廃棄物(除染廃棄物 、片付けごみ等)を焼却処理して、減容化するものである。
契約金額:¥37,152,000,000-(消費税込)

     

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