デオナー処分場で遊ぶ男の子たち。ゴミの山の「ふもと」では牛たちがごみを漁っている。
☆ハフィントンポスト「インド最大の都市ムンバイは「ゴミ山の街」と化した(画像)」より転載
■ インド最大の都市ムンバイは「ゴミ山の街」と化した(画像)
ハフィントンポスト2015年4月13日
世界でゴミの排出量が増え続けている。2013年には1日あたり350万トンだったゴミの排出量が、2025年には1日あたり600万トンと、大幅に増えることが予想されているとワシントン・ポスト紙が伝えている。
世界銀行も、「2100年頃には、地球で廃棄されるごみの量は1日当たり1100万トンに達するだろう」との見方を2013年10月に発表している。
世界銀行の報告書によると、高所得国のほうが、低所得国より1人当たりのごみの量が多い傾向にあるという。しかし低所得国の中でも、インドと中国の一部の地域は、他の低所得国と比べてゴミの排出量が格段に多い。
たとえば、約2100万の人口を抱えるインド最大の都市ムンバイのごみの量は、1日で1人当たり約0.453キログラム。これは、アメリカの1日1人当たり1.9キログラムや、日本の1日1人当たり0.975キログラムに比べると少ないが、それでもゴミはムンバイにとって大きな問題になっている。郊外にあるアジア最大で最古のゴミ捨て場、デオナー処分場はいまやゴミであふれんばかりだ。
それにも関わらず、毎日500台以上のトラックがデオナー処分場にゴミを持ち込み、すでに山となったゴミの上にさらに廃棄物を積み重ねている。
ここで紹介する写真から、ムンバイのゴミ問題の深刻さが分かるだろう。
写真抜粋(詳細は~)
ガバンディ地区の排水路はごみでいっぱいだ。2015年3月11日撮影。
デオナー処分場の近くで電化製品の廃棄物が燃やされている様子。2015年3月11日撮影。
デオナー処分場のごみの中を歩く、くず拾いの男性。2015年3月11日撮影。
■ インド:大気汚染対策を強化 首都のPM2.5濃度、北京の3倍 10都市に観測システム
毎日新聞 2015年4月13日
【ニューデリー金子淳】インド政府が、首都ニューデリーなど国内10都市で大気汚染をほぼリアルタイムで観測するシステムの運用を始めた。
観測値は汚染度合いが一目で分かるように6段階に色分けし、中央汚染管理委員会のウェブサイトで公開。インドでは経済発展に伴い大気汚染が深刻化しているため、国民の意識を高め改善につなげたい考えだ。
インド環境森林省の発表によると、観.....