(資料:紙・印刷・プラスチック・ゴム製品統計年報、経済産業省生産動態統計年報・月報)
●紙・板紙の生産推移(1991年~2014年)
紙の生産・消費、古紙の回収・利用等の各種統計資料がまとめられている。
2014年の紙・板紙の生産量では、板紙が若干持ち直してきてはいるが、まだまだ低迷している。
紙・板紙の生産量の下落と同じように、紙・板紙国内消費量も落ち込んでいる、
古紙の回収率は80.8%とこれまでの最高にはなっているが、
しかし、古紙回収量、古紙入荷実績は紙・板紙国内消費量同様に下降したまま~
製紙メーカー払出実績=紙+板紙 合計(A)
紙・板紙輸入(B)
紙。板紙輸出(C)
紙・板紙国内消費量=(A)+(B)-(C)=(D)
古紙輸入量(E)
古紙輸出量(F)
古紙入荷実績(G)
古紙パルプ入荷実績(G')
古紙回収量=(G)+(G')-(E)+(F)=(H)
古紙回収率=(H)/(D)(%)、
■2014年古紙需給統計(暫定版) (9.6 MB)
☆グラフは古紙再生促進センター「古紙需給統計」から作成した。
●古紙・パルプの消費推移(1991年~2014年)
(資料:紙・印刷・プラスチック・ゴム製品統計年報、経済産業省生産動態統計年報・月報)
●古紙回収率・利用率の推移(1991年~2014年)
(資料:紙・印刷・プラスチック・ゴム製品統計年報、経済産業省生産動態統計年報・月報、財務省貿易統計)
●紙・板紙の輸出・輸入推移(1991年~2014年)
(資料:財務省貿易統計)
●古紙の輸出・輸入推移(1989年~2014年)
(資料:財務省貿易統計)
東京23区でも、ここのところ古紙の回収量が大幅に減少している。
国内の「紙・板紙」生産量や消費量は、減少傾向が続いてはいるが、それにもまして回収量の減少傾向が続いているという。
その不透明な部分が、いわゆる「古紙の持ち去り」とカウントされて、GPS追跡などとして新聞紙上でも話題になってるのだが。そうした背景には、古紙輸出が急激に増えて古紙価格が上昇していることにもあるのか?!
●古紙回収率の計算式
☆古紙再生促進センター「古紙回収率とは」より
製紙メーカー払出実績=紙+板紙 合計(A)
紙・板紙輸入(B)
紙。板紙輸出(C)
紙・板紙国内消費量=(A)+(B)-(C)=(D)
古紙輸入量(E)
古紙輸出量(F)
古紙入荷実績(G)
古紙パルプ入荷実績(G')
古紙回収量=(G)+(G')-(E)+(F)=(H)
古紙回収率=(H)/(D)(%)
●国内紙・板紙国内消費と古紙回収量(古紙回収率)
☆グラフは、公益財団法人古紙再生促進センター「古紙回収率推移」から作成
10年間を拡大してみた~
●国内紙・板紙国内消費と古紙回収量/古紙入荷実績(古紙回収率)
☆グラフは、公益財団法人古紙再生促進センター「古紙回収率推移」から作成
●紙・板紙国内消費量と古紙入荷実績
☆グラフは、公益財団法人古紙再生促進センター「古紙回収率推移」から作成
参考
●紙類回収実績の推移