☆農林水産省「別添1:平成25年度水産物中のダイオキシン類の実態調査結果」より転載
農林水産省のHPで、「平成25年度 水産物中のダイオキシン類の実態調査」の結果が公表されている。
実態調査とはいえ、検査の対象は、タチウオ、ホッケ、ブリ ( 天然 ) 及びブリ ( 養殖 ) の計 3 魚種 4 品目について1品目 当たり 30 検体 、 合計 120 検体 ではあるが~
ブリは天然、養殖ともに、ホッケやタチウオよりも高め、タチウオは大阪湾産が、、ホッケは北陸沖が数値を押し上げている。
厚生労働省は、「平成25年度における食品からのダイオキシン類の一日摂取量は、 0.58 pg TEQ/kg bw/ 日 ( 0.18 ~0.97 pg TEQ/kg bw/ 日)と推定され、日本における耐容一日摂取量(TDI) 4 pg TEQ/kg bw/日より低いものでした。」というおきまりの文句、、、
農林水産省 2015年3月27日
■「平成25年度 水産物中のダイオキシン類の実態調査」の結果について
農林水産省は、平成25年度に実施した水産物中のダイオキシン類の実態調査の結果を取りまとめました。
1. 調査の背景農 林水産省は、「ダイオキシン対策推進基本指針」(平成11年3月ダイオキシン対策関係閣僚会議決定)及び「食品の安全性に関する有害化学物質サー ベイランス・モニタリング中期計画」(平成18年4月20日、平成22年12月22日公表。以下「中期計画」という。)に基づき、農畜水産物中のダイオキ シン類濃度の実態を調査しています。
2. 調査結果(概要)水産物4品目(タチウオ、ホッケ、ブリ(天然)、ブリ(養殖))を調査した結果について、前回の調査結果と比較したところ、ブリ(天然)では、統計学的に有意に低くなりましたが、その他の品目では有意な差は見られませんでした。
3. 今後の対応農林水産省は、ダイオキシン類の経年変化を見るため、中期計画に基づき、継続して農畜水産物の実態を調査する予定です。
調査結果について、今後は以下のURLに掲載することとし、最新の調査結果を追加した場合には、農林水産省ウェブサイトの消費・安全局トップページにて注目情報としてお知らせします。
「農畜水産物中のダイオキシン類の実態調査の結果について」
URL:http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/gyokai/g_kenko/busitu/tikusui_dioxin.html
「消費・安全局トップページ」
URL: http://www.maff.go.jp/j/syouan/index.html
(参考)食品からのダイオキシン類一日摂取量調査について厚生労働省が平成25年度に実施した食品からのダイオキシン類一日摂取量調査(平成26年10月23日公表)では、我が国における農畜水産物を含む 食品全体からのダイオキシン類の摂取量は0.58 pg-TEQ/kg体重/日で、耐容一日摂取量(4pg-TEQ/kg体重/日)より低いと報告されています。詳細は~
<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)
別添1:平成25年度水産物中のダイオキシン類の実態調査結果(PDF:595KB) 別添2:平成25年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査等の調査結果(PDF:203KB)