■ 高島市ダイオキシン問題 搬入停止解除へ 神戸市沖
神戸新聞 2015/03/27
滋賀県高島市が、基準値を超えるダイオキシンを含むばいじんを神戸市沖の埋立処分場(同市東灘区)に持ち込んでいた問題で、処分場を管理する大阪湾 広域臨海環境整備センターは26日、高島市に対する搬入停止措置を30日付で解除する方針を固めた。解除は10カ月ぶり。設備の改良や職員研修といった同 市の改善策などを踏まえ、再発の恐れがないと判断したという。
高島市は2007年以降、1グラム当たり3ナノグラム(ナノは10億分の1)の基準値を超えるダイオキシンを含んだばいじん計600トン超を、検査データを偽って処分場に搬入。センターは、昨年5月に同市から報告を受け、受け入れを停止していた。
同市は、措置の解除に向けて第三者調査委員会を置き、職員の安全衛生研修など再発防止の取り組みを開始。センターは、同市への立ち入り調査や昨年11月~今年2月のダイオキシン検査なども踏まえ、安全性を確認できたと判断した。
■ばいじん搬出再開へ 高島市に停止解除の通知
中日新聞-2015年3月28日
高島市環境センターが基準超のダイオキシン値を隠して焼却後のばいじんを神戸市の処分場に搬出していた問題で、高島市は二十七日、処分場を管理する大阪湾広域臨海環境整備センター(フェニックス)から搬入停止解除の通知があったと発表した。解除は三 ...