第33回 東京ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理事業環境安全委員会
日 時:平成27年3月23日(月) 10:00 ~ 12:00
場 所:東陽セントラルホール(東陽セントラルビル2F)
議 題:
(1)東京PCB廃棄物処理施設の操業状況について
(2)東京PCB廃棄物処理施設の長期保全計画について
(3)リン化合物含有PCBの前処理の検討について
(4)その他
傍聴しました~
平成26年1月10日に水熱反応器のうち1基(No.2)の配管から水蒸気噴出事故、
その後も、水熱分解設備再生熱交換器出口連絡管からの蒸気漏れ(7月18日)
今回も、水熱分解設備No.1再生熱交換器出口連絡管からの蒸気漏れ(10月29日)の報告
作業環境や外部環境への影響はないとはいえ、
すでに稼働から10年経過して、あっちもこっちも腐食、腐食、
直管部分でスケール堆積、減肉、応力腐食割れ、
いろいろ手当はしているとはいえ、
超音波測定ができない部分、溶接部分からの蒸気漏れ、
それだけではなく、
混合管など減肉する部分は定期的に更新
反応器底部の腐食も始まっている,
結果的に、再生熱交換器出口連絡管の蒸気漏れに対する対応は全面取り替え
インコネル625の材料手配に8ヶ月(注文生産)、3系列全ての全面取り替えが終了するのは来年度末とのこと。
漏洩の早期発見のためパトロールを強化するとか、、なんだかな~の東京事業
しかし、配管は時間がかかっても取り替え可能とはいえ、
反応器は取り替え不能、あと8年も大丈夫か、
突発的なトラブルあれど、その間、水熱分解装置はストップしても、
ほぼ計画通りに、計画以上に処理は進んでいるものもあり、
計画や予定も甘いのだか、想定外を織り込み済みなのか、
なんだかよくわからない東京事業
これからどうなっていくのか、
気になることはたくさんあるが、とりあえず~