Quantcast
Channel: 東京23区のごみ問題を考える
Viewing all articles
Browse latest Browse all 9985

神戸製鋼グループ、福島第一原発内「雑固体廃棄物焼却設備」を受注

$
0
0
☆図は経産省「雑固体廃棄物焼却設備の概要」より

■神戸製鋼グループ、福島第一原発内「雑固体廃棄物焼却設備」を受注
日本経済新聞 (プレスリリース)-2013/02/28
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=331780&lindID=4
当社は、グループ会社の(株)神鋼環境ソリューション(以下SKS)、トランスニュークリア(株)(当社とTNインターナショナル社との合弁会社、以下TNT)と連携し、「福島第一原子力発電所(以下1F)内で発生する作業員の装備品等を焼却する設備の建設」を受注 ...

<福島第一原子力発電所内「雑固体廃棄物焼却設備」>
 当社は、1F内の「雑固体廃棄物焼却設備」の建設を東京電力(株)より受注しました。1Fにおける作業員の装備品等の放射性廃棄物を焼却・減容するための焼却処理設備で、2014年度下期の稼動開始を目指して参ります。
 今回当社が受注した雑固体廃棄物焼却設備は、1F内で発生するタイベック・下着類・ゴム手袋などの作業員の装備品、紙・ウエス・木材などの工事廃材などを焼却することが可能な設備です。焼却設備の処理能力は約14トン/日(300kg/h×2ライン、24時間連続運転)であり、焼却により数十分の一以下に減容した上で、ドラム缶に保管する計画です。
 焼却炉は、円筒形の炉を横たわらせ回転するキルン型と呼ばれる炉で、燃焼性やメンテナンス性などの効率が高いことに加え、十分な炉内滞留時間を確保することで確実に全量を焼却できる信頼性の高さが大きな特長です。また、発生する排ガスはフィルタを通過させることで放射性物質を十分低い濃度になるまで除染するなど、放射性物質が設備外に漏れることのない安全な設計となっています。
 なお、建設サイトは平常時に比べ放射線量が高いため、建設作業に当たっては、作業員等の被ばくにも十分に配慮して参ります。

関連(本ブログ)
■東京電力、福島第1原発敷地内に焼却炉2基設置はロータリーキルン式(2012年09月17日)

通常、原発施設内での雑固体廃棄物焼却施設では、放射能は千Bq/kg〜百万Bq/kg(平均10万Bq/kg)ものものを焼却しているようだ。




Viewing all articles
Browse latest Browse all 9985

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>