☆環境省「微量PCB含有電気機器課電自然循環洗浄実施手順書(案) [PDF 438 KB]」より抜粋
「微量PCB含有電気機器課電自然循環洗浄実施手順書(案)」に対する意見募集が始まった~
1月27日開催のPCB廃棄物適正処理推進に関する検討委員会を傍聴した。その委員会で、課電自然循環洗浄法についての説明があった。課電自然循環洗浄法については、技術的観点からの検討が進み、一定の条件下でPCBを無害化できることが明らかになったので、「微量PCB廃棄物等の適正処理に関する研究会」を開催し検討も行った。それらを踏まえて?「微量PCB含有電気機器課電自然循環洗浄実施手順書(案)」を作成したとのことだった。
課電自然循環法とは、使用中の変圧器の微量PCB油を抜油して、新油を充填し、90日以上課電対流させて容器に付着したPCBを除去する。PCB濃度が0.3mg/Kg以下になることを確認など 詳細は~
なにしろ、平成14年7月に、PCBを使用していないとするトランス等の重電機器に、微量のPCBに汚染された絶縁油を含むものが存在することが判明したという。その推計台数たるは約160万台というのだから、それらの機器の使用が終了して廃棄物になるのを待っているのでは、PCBの無害化処理などどうなることか、、、そういうところからか、機器を使用しながらPCB無害化処理を行おうというのが、この「課電自然循環法」ということになるのかな? しかし、微量PCBに汚染されているかどうかは、その絶縁油を検査してみなければわからないというのが,それも問題。東京都でも、微量PCB分析費用に助成などしているようだが、、、、、、
経済産業省及び環境省は、課電自然循環洗浄法を用いた微量PCB含有電気機器の使用中の洗浄処理を行うことについて、「微量PCB含有電気機器課電自然 循環洗浄実施手順書(案)」を取りまとめました。本案について、広く国民の皆様から御意見をお聞きするため、平成27年2月9日(月)から3月10日 (火)までの間、意見の募集(パブリックコメント)を行います。
添付資料
・微量PCB含有電気機器課電自然循環洗浄実施手順書(案) [PDF 438 KB]
・別添 意見提出用紙 [DOC 37 KB]
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