国直轄による福島県における災害廃棄物等の 処理進捗状況（平成27年1月30日 環境省）

☆環境省「国直轄による福島県における災害廃棄物等の処理進捗状況」より   環境省の放射性物質汚染廃棄物処理情報サイトで、
国直轄による福島県における災害廃棄物等の処理進捗状況（2015年1月30日）が公表されている。   災害廃棄物等 (帰還困難区域を含まない）について 11市町村合計で約80万2千トンと推定。
帰還の妨げとなる廃棄物の仮置場への搬入状況
○楢葉町 、川 内村及び大熊町の３町村で、帰還の妨げとなる廃棄物の仮置場への搬入を一通り完了（平成26年３月末 ） 。
○その他の市町村についても、処理計画における搬入完了目標に向けて、対象となる帰還の妨げとなる廃棄物の早期撤去及び仮置場への搬入を実施中。   国の方針は、少しでも早く住民を帰還させるために廃棄物の処理を急ぐというもの。地域住民、帰還を待ちわびる住民、そして帰還を望まない住民、様々な考えがある中で、それでも仮設焼却炉は、次々と契約、建設、処理開始、、、となっている。   そういう中で、1月下旬には、JR常磐線の富岡駅の解体工事も始まったというニュースが流れていた。私も、一昨年、広野町、楢葉町、富岡町の人の住めない壊れたままの街並み、そして津波ですべて流された惨状を目の前にして、自然災害の脅威と、原発事故の悲惨さを改めて考え、本当に複雑な思いであった。その、惨事の象徴かのようにも思えた富岡駅も解体されるということで、、やっととみるのか、どう見るのか、、、、チェルノブイリの強制避難地域は、映画やドキュメンタリーで、建物もそのままになっている映像を目にするが、福島の場合は、放射能汚染だけではなく、地震による崩壊もあるので、その危険回避もあるようだ。そして、日本の場合は、家屋も、すべて解体処理を行い、分別をし、それらを可能なものはリサイクルし、、、と、、丁寧にやることがいいのかどうか、放射能汚染の災害廃棄物の処理、、、いろいろ、、、

　 環境省 放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト　2015年1月30日 ■国直轄による福島県における災害廃棄物等の処理進捗状況