■「J―PARC」で変圧器発火 環境への影響なし
日本経済新聞-2015/01/17
16日午後3時ごろ、茨城県東海村の加速器実験施設「J―PARC」にある物質・生命科学実験施設(MLF)の変圧器が発火しているのを、作業員が見つけ119番した。約600平方センチが焼け焦げたが、放射性物質の漏洩や環境への影響はなかった。 施設を ...
■「J-PARC」 実験ホールで出火
東京新聞-2015/01/16
加速器実験施設「J-PARC」(東海村)を運営するJ-PARCセンターは十六日、敷地内の「物質・生命科学実験施設」(MLF)実験ホールで変圧器から出火、作業員が消火したと発表した。作業員の被ばくや環境への放射性物質漏れはなかった。
センターによると、同日午後三時ごろ、陽子ビームを集束、曲折させるミュオンビームライン装置の電源の通電直後に変圧器(縦二十センチ、横三十セ ンチ)から白煙が立ち上り、異臭がした。作業に立ち会った高エネルギー加速器研究機構の職員の指示で、メーカーの社員が消火器で消し止めた。電源と変圧器 は新たな実験方法に対応するため、昨年十二月に新設、試験中だった。
J-PARCは二〇一三年五月、原子核素粒子実験施設(ハドロン実験施設)で放射性物質漏れ事故を起こし、同施設は現在も運転を停止している。斉 藤直人副センター長は「運転再開に向け施設の改修、管理体制の見直しを進めてきた。再開への影響は分からない」と話した。 (林容史)
■「放射性物質の漏えいなし」茨城・J-PARCで火事
テレビ朝日-2015/01/17
放射性物質などを扱う茨城県東海村の実験施設「J-PARC」で、制御盤の変圧器が焼ける火事がありました。 16日午後4時半ごろ、東海村の加速器実験施設「J-PARC」にある物質・生命科学実験施設「MLF」で、変圧器から火が出ているのを作業員が発見 ..