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店頭回収PETボトル活用し資源循環促せ 

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リサイクル率の推移
推進協議会では3R推進のため、2015年度までの第2次自主行動計画の中で、「リサイクル率85%以上の維持」を目標として掲げています。
2013年度のリサイクル率は85.8%で、前年度比0.8ポイントの増加となり、3年連続で目標値を達成しました。
☆PETボトルリサイクル推進協議会「リサイクル率の推移」転載

店頭回収ボトル活用し資源循環促せ 
ヘッドライン ニュース
 2015/01/09 
資源としてPETボトルが再び注目されている。このきっかけを作ったボトルtoボトル(BtoB)リサイクル量は、2012年から13年にかけて倍増し、 昨年はこれまで難しいとされてきた包装材料分野でもPETボトル由来の再生樹脂の採用が始まった。国内資源循環の活性化が期待されているが、国内で必要と される使用済みPETボトルが不足している。
 PETボトルリサイクル推進協議会の年次報告書によれば、13年度は61・7万トンの使用済みPETボトル(キャップやラベルなど含む)が回収され、 49・7万トンがリサイクルされた。ただ、この数字には海外でリサイクルされたものも含まれており、国内向けに限れば回収量は31・9万トンしかない。直 近の5年間をみても、半分が資源として中国などに輸出されている。
 国内のリサイクル処理能力は40万トン強あり、リサイクル事業者はPETボトルの入手難に直面している。このため国内循環を拡大させるために、再生市場 を創出してPETボトルを少しでも国内に回帰させようと努力してきた。この一つが04年に始まったBtoB。当初はケミカルリサイクル手法に限られていた が、11年にメカニカルリサイクル手法によるBtoBが始まり、急速に拡大している。
 BtoBが期待される理由の一つが、飲料メーカーや流通事業者もリサイクルのメリットを直接享受できること。BtoBはPETボトルの分別排出を行う消 費者に対するアピールにもなる。市町村が家庭から回収するPETボトルだけでなく、一昨年秋からは流通事業者がスーパー店頭で回収するPETボトルの BtoBも始まった。
 今後はナショナルブランドだけでなく、プライベートブランド(PB)にもBtoBが広がる見通し。全国で年間約6万トンあるといわれる店頭回収ボトルは ほとんど輸出されているが、流通事業者が自社のPBにBtoBを導入することになれば、この多くが国内に振り向けられるだろう。店頭回収ボトル由来の包装 材料をPBに採用する流通事業者もあり、再生用途の広がりも期待されている。
 国内で循環しているPETボトルの多くは市町村が家庭から回収したもの。年間20万トン弱のPETボトルが入札を通じてリサイクル事業者に引き渡されて いるが、落札するには高値での入札が必要で、バージン樹脂価格が大きく下落すると用途展開が一気に難しくなる。盛り上がりつつあるリサイクルの火を消さな いためには、店頭回収ボトルをはじめとする事業系ボトルを上手く活用する仕組みを、事業者だけでなく国全体で構築することが必要になっている。

PETボトルリサイクル推進協議 > 統計データ >

2013年度のリサイクル率は85.8%

2013年度のリサイクル率の「分母」となる指定PETボトル販売量(総重量)は579 千トンで、前年度比0.7%の減少となりました。国内の生産本数は2.3%の伸びでしたが、一層の軽量化が進んだために、ボトルの総重量は減少しました。
一方、リサイクル率の「分子」となるリサイクル量は国内再資源化量258千トン、海外再資源化量239千トンの合計497千トンでした。
リサイクル量を「分子」に、指定PETボトル販売量を分母とするリサイクル率は85.8%でした。

図3:「従来の回収率」と新定義「リサイクル率」の比較


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小型家電を回収、資源化 茅野市と下諏訪町で実証事業スタートへ 
長野日報
 2015/01/09
回収ボックスを公共施設や協力小売店などに設置した上で、国の認定事業者に引き渡してレアメタル(希少金属)といった金属類を抽出し、再資源化へとつなげる ..

 

 


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