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現場責任者2人書類送検、秋田東署 秋田市環境センター事故

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■現場責任者2人書類送検、秋田東署 秋田市環境センター事故
秋田魁新報-2013/02/23
http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20130223b
 ごみ処理施設・秋田市総合環境センター(同市河辺豊成)で昨年7月、男性作業員9人が一酸化炭素中毒とみられる症状で救急搬送された事故で、秋田東署は22日、業務上過失傷害の疑いで、いずれも当時の現場責任者だった兵庫県姫路市の男性(41)と秋田市の男性(60)を、秋田地検に書類送致した。
 同署は、溶融施設内の溶融炉乾燥作業のため使用したガスバーナーのLPガスが不完全燃焼を起こし、一酸化炭素が発生、作業員が清掃を行っていたボイラー内に配管を通じて流れ込んだのが事故原因とみている。
 2人は、市が溶融施設の運転、維持管理を委託している事業所の下請け会社の社員。姫路市の男性の送検容疑は、バーナーによる炉内の乾燥作業中、注意義務を怠り、作業員に配管の隙間を埋めさせて炉内酸素濃度を下げ、一酸化炭素を発生させた上、ボイラー内部に流出させて、作業員を急性一酸化炭素中毒にさせた疑い。
 秋田市の男性は、事前の一酸化炭素濃度の測定や、検知器携行などの注意義務を怠り、作業員を急性一酸化炭素中毒にさせた疑い。

■秋田・ごみ処理施設CO中毒:責任者ら書類送検 溶融施設点検を担当 /秋田
毎日新聞-2013/02/23
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130223ddlk05040035000c.html
 昨年7月に秋田市河辺豊成の市総合環境センターの溶融施設で作業員9人が一酸化炭素(CO)中毒で搬送された事故で、秋田東署は22日、溶融炉1の点検補修工事を担当した「広築」(本社・兵庫県姫路市)の作業責任者の男性(41)=姫路市=と、ボイラーの清掃、点検を担当した「スガテック」(本社・東京都港区)の作業責任者の男性(60)=秋田市=の2人を業務上過失傷害容疑で秋田地検に書類送検した。いずれも容疑を認めているという。
 送検容疑は、2人はそれぞれの作業責任者として、事故を防止する注意義務があったのに怠り、ボイラー内を清掃していた作業員男性9人を急性CO中毒にさせたとしている。
 同署によると、広築の男性は、補修した溶融炉の内壁をガスバーナーで乾燥させる際、炉内の温度が順調に上がらなかったため、ごみ投入口や配管などのすき間を埋めるよう指示。このため炉内で不完全燃焼が起こりCOが発生、配管からボイラーに流入した。スガテックの男性はボイラー内を作業員に清掃させる際、CO検知器を持たせて測定させるなど、事故防止に必要な指示を怠った。
 一方、秋田労働基準監督署は現地調査や関係者からの聞き取りなどの結果、労働安全衛生法違反にあたる内容はなかったと判断した。【田原翔一】

市が溶融施設の運転、維持管理を委託している事業所は日鉄環境プラントソリューションズ。この場合の、法的な責任は、その下請け、溶融炉乾燥作業や清掃作業を請け負った会社の担当責任者ということになるのだ… 施設の安全管理、業務の委託契約、労働災害、いろいろ素人にはわかりにくい。

関連(本ブログ)
■秋田・ごみ処理施設CO中毒:溶融施設管理の担当者ら、書類送検へ 業務上過失傷害容疑で /秋田(2013年02月22日)




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