■ 汚染牧草処理への理解深める 一関2施設で見学会/岩手
岩手日報 2014/11/23
一関市と一関地区広域行政組合は22日、国事業で整備を検討している農林業系放射能汚染廃棄物の仮設焼却施設の周辺住民を対象に、現在汚染牧草を処理する市内の2施設で見学会を開き、計画への理解を求めた。
仮設焼却施設の設置を検討する狐禅寺(こぜんじ)地区と、焼却灰を埋め立てる計画の舞川地区の住民約20人が参加。東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質によって利用自粛となった牧草処理を行う、大東清掃センターと東山清掃センターを訪れた。
大東清掃センターでは牧草の保管や裁断、一般ごみとの混燃に至るまでの様子など一連の流れを見学した。空間線量や安全管理についても説明を受け、同センターの菊池覚所長は「周辺の環境には影響はなく、安全に処理されている」と述べた。
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