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津山のゴミ焼却場から汚水流出 1日最大2千リットルが吉井川に / 岡山

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■津山のゴミ焼却場から汚水流出 1日最大2千リットルが吉井川に
産経ニュース-2014年10月03日
 津山市は2日、津山市環境事業所(同市小桁)内のゴミ焼却場からの汚水が約1年間にわたって1日最大2千リットル、市内を流れる吉井川に流出していたと発表した。流域の自治体を含め健康被害の届け出はないという。市は県へ連絡し、ダイオキシンや重金属成分の含有など汚水の水質や排出量の調査を受けている。
 同市によると、9月29、30の両日、焼却場近くの住民から「排水路に茶褐色や黒色の汚水が流出している」との通報があり、汚水の流出が発覚。調査の結果、従来は汚水を流すホースを循環処理を行うための汚水マスに接続するが、委託業者が昨年10月に誤って川につながっている雨水マスに接続したことなどが原因だったという。
 同事業所は家庭ゴミなど一般廃棄物の処理場で、汚水は焼却灰の処理水。市は3日に、内部調査委員会を設置して調査検証を進め、再発防止に努めるという。

荏原製作所藤沢工場のダイオキシン垂れ流し(2000年3月発覚)をおもいだした〜
ガス化溶融炉(流動床炉)のスクラバー(廃ガス洗浄施設)排水が、未処理のまま雨水管から7年5ヶ月間引地川に流された事件 
(2000年2月16日採取分ダイオキシン類 8,100pg-TEQ/L)
環境中に排出されたダイオキシン類の総量は、
水系に3.0g-TEQ、大気に1.4g-TEQの合計4.4g-TEQと推計 ←ピコではなくグラム

■ ごみ焼却場汚染水川に 津山◇ダイオキシンなど含有か
読売新聞 2014年10月03日
 津山市は2日、同市小桁のごみ焼却場でダイオキシンなどの有害物質を含むとみられる汚水が、近くの吉井川に流出していたと発表した。少なくとも昨年10月以降、今年9月まで断続的に排出されたらしく、市は運営を委託している民間業者から事情を聞いている。今のところ健康への影響や農作物被害は報告されていないとしている。
 発表によると、焼却灰の冷却水を再利用する際、貯蔵タンクから汚水処理槽に移すホース(直径7・5センチ)が、川につながっている雨水貯水槽に取り付けられていたという。 ...

■津山市ごみ焼却場から汚水流出 配管ミス、雨水升通し吉井川に
山陽新聞 2014年10月02日
 津山市は2日、市環境事業所(同市小桁)のごみ焼却場から、鉛などの重金属やダイオキシンを含んでいる可能性がある汚水が吉井川に流出したと発表した。水質への影響や流出量は調査中。健康被害などは報告されていないという。
 市によると、9月29日、市民が「焼却場東側の排水路に茶褐色の水が流れている」と通報。調べた結果、焼却灰貯留設備から汚水升へつなぐホースを、委託業者が隣の雨水升へ接続したため、排水路を経て汚水が川に流出したことが分かった。
翌30日にも、同じ排水路で8月6日に黒い水が流れていたとの通報があり、調査。ごみ収集車洗車場沈殿槽の汚水が、配管にごみなどが詰まってあふれ、雨水升に流れ込んでいたという。
 市は岡山県に報告。県の立ち入り調査を踏まえ今後、雨水升や排水路の清掃などを行うほか、内部調査委を設置して詳しい原因などを調べる。
 焼却場は1976年に整備され、一般ごみを処分。焼却灰貯留設備のホースは昨年10月の改良工事で取り付けたもので、最大で1日約2千リットルの汚水が流れる。

参考
環境省 ■引地川水系ダイオキシン汚染事件への対応
引地川水系ダイオキシン汚染事件対策連絡調整会議 神奈川県、藤沢市同時発表




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