23区清掃一組　（東京電力への）放射能対策経費の損害賠償について（平成24年度分）

東京二十三区清掃一部事務組合　更新日：2014年9月29日
■放射能対策経費の損害賠償について
平成23年3月11日に発生した東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故により放出された放射性物質は、当組合が管理する清掃工場の焼却灰等から検出されるなど、その影響は当組合事業に及んでいます。
当組合では、この放射能対策に要した費用について、原子力損害の賠償に関する法律等に基づき、原因者である東京電力株式会社に対して損害賠償を請求しています。
平成24年度分の損害賠償について
当組合では、平成24年度に実施した放射能濃度等の測定、焼却灰の運搬及び保管に要した追加的な安全措置等の経費について、国の補助金等により補てんされた金額を除き、93,786,275円を請求しました。
これに対し、東京電力株式会社からの提示額は、85,701,145円であり、同額をもって和解することが平成26年9月24日に行われた当組合議会で議決されました。
賠償の対象外となった経費は、放射線測定機器の校正費や、宮城県女川町からの災害廃棄物の受入れに関連した現地視察の人件費などが主なものでした。
平成23年度分の損害賠償について
平成23年度分については、295,916,848円が賠償されました。

平成24年度分、
清掃一組 請求額は 93,786,275円
東京電力 提示額は 85,701,145円　
　　　　　　　　 　　　△8,085,130円
平成23年度分、
清掃一組 請求額は 307,971,349円
東京電力 提示額は 295,916,848円
　　　　　　　 　　　　△12,054,501円

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