スチール缶リサイクル協会主催
■民間回収ルート実態調査報告会
(案内チラシより転載)
日 時 / 2014年8月21日(木) 13 :30〜17:00 ※参加無料
場 所 / 大手町サンスカイルーム D室(24階) 室(24階)
【開催目的】 店頭回収に関わる意見交換や情報提供の場とし、店頭回収を推進するための課題や可能性について、参加者同士の意見交換をはかりたいと考えています。
【プログラム】
開会・挨拶 スチール缶リサイクル協会専務理事
店頭回収に関する調査結果の報告
全国の店頭回収事例紹介
自治体・事業者からの現状報告
・津山市環境事業所環境業務課
・新庄市環境課環境保全室
・株式会社カスミ
意見交換
◯コメンテーター 山明子 (大正大学准教授)
◯司会山本耕平 株式会社ダイナックス都市環境研究所 代表取締役社長)
◯パネラー
・株式会社エフピコ
・津山市環境事業所環境業務課
・新庄市環境課環境保全室
・株式会社カスミ
参考(当日配付の報告書など) 資料の残部はまだあるそうだ(ダイナックス)、、
●「民間回収ルート実態調査報告」(平成26年5月)容器包装の多様な回収研究
●「店頭回収・拠点回収事例集」平成23・24年度民間回収ルート調査報告書(2013年4月)スチール缶リサイクル協会
●「集団回収マニュアル」〜協働型集団回収のすすめ(平成22年10月)スチール缶リサイクル協会
今年も参加した〜
昨年、横浜で開催の「多様な回収システム検討セミナー 」に参加して、スチール缶リサイクル協会が、スチール缶に限定することなく、このような資源回収の調査を実施し、セミナーや報告会などをおこなっていることに、驚きとともに、いたく感銘をうけてしまったので、、、今年も期待して、、
スチール缶リサイクル協会実施の、店頭回収に関する調査結果、全国の店頭回収の事例を聞くとともに、そのなかから、選りすぐりの津山市、新庄市、株式会社カスミの取組が報告された。
本来なら、容リ法の改正ということで、、
環境省や経産省の審議会などで、ワーキンググループでもなんでも立ち上げて、こういう実態調査を国が率先して行うべきだと思うが、、しかし、、現実の両省の合同会合では、利害関係者ともういべき委員間での、それぞれの立場での一方的な意見の羅列というか列挙ばかりで、いっこうによい兆しはみえてこない。結局は、両論併記で、小手先の妥協案でもみいだすのか、たいした法改正は期待はできない。
ある意味、多様な回収システム(行政回収、集団回収、民間回収、拠点回収、店頭回収)というのは、容リ法の役割分担の緩衝材にもなり得るのだが〜 現状の廃掃法、容リ法においては、スーパーなどの店頭回収は、事業者には回収の義務はないので、社会的責任として任意で行っているという位置づけである。それ故、行政と事業者が協働して〜ということにはなるのだが、もちろん、その地域地域の実情によりどういう回収システムがいいというのはみな違う、、ということ、、、
報告、質疑、意見交換など聞いて、とても勉強になった。
ただ、残念というか、心残りに思ったのは、現状の容リ法の役割分担をそのまま是認で、単に、行政と事業者が協働して多様な回収ルートを、、というだけではこれ以上の進展は見込めないともおもう。もう少し、容リ法の中で、具体的な改革の提案でもされるのかとも思ったが、そこのところは奥ゆかしく、、、
23区の「東京ルール?」も、この集会では、いい例としての取り上げ(?)をしているようにみえたが、個人的には、「東京ルール?」がやっと今年度(平成27年2月末)で廃止になるということでホッとしている。やはり、事業者は「再商品化」の義務だけではなく、自主回収ルートの制度を拡大運用などして、直接回収にはメリットを大きくする必要があるようにおもう。現状の、行政の「収集・運搬・選別・保管」の義務は、事業者の負担に比べて、財政負担が大きすぎる。
いま、容器包装リサイクル法改正に向けての意見募集中(パブリックコメント)なのだが、容リ法自体が、「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」ということで、名は体を表すではないが、ごみの減量や再商品化を主眼においたリサイクル法であるので、いまもって大量リサイクル社会からの脱却からはほど遠い。リサイクル法として再商品化を目的とするだけではなく、例えばレジ袋の無料配布を禁止する制度なり、使い捨て容器への課徴金制度や、デポジット制度、環境賦課金のような、容器包装の発生抑制に向けての抜本的な改革が必要に思う。勉強不足で、具体的にどうすればいいのかは、むずかしいが、、、諸外国の真似をすればいいといいうものでもないのだろうが、なにごとも、経済優先、企業の便宜を先ず考える日本では、現状の容リ法も、事業者の拡大生産者責任を組み込んだ画期的な法律ということになっているので、、、、
報告会終了後、
主催者や発言者などと熱心に質問や意見交換をしていて、最後まで会場に残っていたNGOの方とお茶飲みで歓談をした。これがまた大いに目からうろこというか、すがすがしいというか、あっぱれ!!という奈良在住、鎌倉在住のお二人。なにしろ、話題の中でも、さりげなく、サンフランシスコ取材では、、などとグローバルなのである〜 いいですね!!
■民間回収ルート実態調査報告会
(案内チラシより転載)
日 時 / 2014年8月21日(木) 13 :30〜17:00 ※参加無料
場 所 / 大手町サンスカイルーム D室(24階) 室(24階)
【開催目的】 店頭回収に関わる意見交換や情報提供の場とし、店頭回収を推進するための課題や可能性について、参加者同士の意見交換をはかりたいと考えています。
【プログラム】
開会・挨拶 スチール缶リサイクル協会専務理事
店頭回収に関する調査結果の報告
全国の店頭回収事例紹介
自治体・事業者からの現状報告
・津山市環境事業所環境業務課
・新庄市環境課環境保全室
・株式会社カスミ
意見交換
◯コメンテーター 山明子 (大正大学准教授)
◯司会山本耕平 株式会社ダイナックス都市環境研究所 代表取締役社長)
◯パネラー
・株式会社エフピコ
・津山市環境事業所環境業務課
・新庄市環境課環境保全室
・株式会社カスミ
参考(当日配付の報告書など) 資料の残部はまだあるそうだ(ダイナックス)、、
●「民間回収ルート実態調査報告」(平成26年5月)容器包装の多様な回収研究
●「店頭回収・拠点回収事例集」平成23・24年度民間回収ルート調査報告書(2013年4月)スチール缶リサイクル協会
●「集団回収マニュアル」〜協働型集団回収のすすめ(平成22年10月)スチール缶リサイクル協会
今年も参加した〜
昨年、横浜で開催の「多様な回収システム検討セミナー 」に参加して、スチール缶リサイクル協会が、スチール缶に限定することなく、このような資源回収の調査を実施し、セミナーや報告会などをおこなっていることに、驚きとともに、いたく感銘をうけてしまったので、、、今年も期待して、、
スチール缶リサイクル協会実施の、店頭回収に関する調査結果、全国の店頭回収の事例を聞くとともに、そのなかから、選りすぐりの津山市、新庄市、株式会社カスミの取組が報告された。
本来なら、容リ法の改正ということで、、
環境省や経産省の審議会などで、ワーキンググループでもなんでも立ち上げて、こういう実態調査を国が率先して行うべきだと思うが、、しかし、、現実の両省の合同会合では、利害関係者ともういべき委員間での、それぞれの立場での一方的な意見の羅列というか列挙ばかりで、いっこうによい兆しはみえてこない。結局は、両論併記で、小手先の妥協案でもみいだすのか、たいした法改正は期待はできない。
ある意味、多様な回収システム(行政回収、集団回収、民間回収、拠点回収、店頭回収)というのは、容リ法の役割分担の緩衝材にもなり得るのだが〜 現状の廃掃法、容リ法においては、スーパーなどの店頭回収は、事業者には回収の義務はないので、社会的責任として任意で行っているという位置づけである。それ故、行政と事業者が協働して〜ということにはなるのだが、もちろん、その地域地域の実情によりどういう回収システムがいいというのはみな違う、、ということ、、、
報告、質疑、意見交換など聞いて、とても勉強になった。
ただ、残念というか、心残りに思ったのは、現状の容リ法の役割分担をそのまま是認で、単に、行政と事業者が協働して多様な回収ルートを、、というだけではこれ以上の進展は見込めないともおもう。もう少し、容リ法の中で、具体的な改革の提案でもされるのかとも思ったが、そこのところは奥ゆかしく、、、
23区の「東京ルール?」も、この集会では、いい例としての取り上げ(?)をしているようにみえたが、個人的には、「東京ルール?」がやっと今年度(平成27年2月末)で廃止になるということでホッとしている。やはり、事業者は「再商品化」の義務だけではなく、自主回収ルートの制度を拡大運用などして、直接回収にはメリットを大きくする必要があるようにおもう。現状の、行政の「収集・運搬・選別・保管」の義務は、事業者の負担に比べて、財政負担が大きすぎる。
いま、容器包装リサイクル法改正に向けての意見募集中(パブリックコメント)なのだが、容リ法自体が、「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」ということで、名は体を表すではないが、ごみの減量や再商品化を主眼においたリサイクル法であるので、いまもって大量リサイクル社会からの脱却からはほど遠い。リサイクル法として再商品化を目的とするだけではなく、例えばレジ袋の無料配布を禁止する制度なり、使い捨て容器への課徴金制度や、デポジット制度、環境賦課金のような、容器包装の発生抑制に向けての抜本的な改革が必要に思う。勉強不足で、具体的にどうすればいいのかは、むずかしいが、、、諸外国の真似をすればいいといいうものでもないのだろうが、なにごとも、経済優先、企業の便宜を先ず考える日本では、現状の容リ法も、事業者の拡大生産者責任を組み込んだ画期的な法律ということになっているので、、、、
報告会終了後、
主催者や発言者などと熱心に質問や意見交換をしていて、最後まで会場に残っていたNGOの方とお茶飲みで歓談をした。これがまた大いに目からうろこというか、すがすがしいというか、あっぱれ!!という奈良在住、鎌倉在住のお二人。なにしろ、話題の中でも、さりげなく、サンフランシスコ取材では、、などとグローバルなのである〜 いいですね!!