関西電力　環境への取り組み　PCB廃棄物の処理　

関西電力HPより
>環境への取組み >PCB廃棄物の処理（2013年2月8日 環境サイトのリニューアル）
当社は、保有するPCB廃棄物の特性に応じ、安全・確実な処理を進めています。
ごく微量のPCBが混入した柱状変圧器の絶縁油とケースについては、柱上変圧器資源リサイクルセンターを設置して無害化処理をおこない、資源として再利用しています。また、PCBを絶縁油として使用していた高濃度PCB廃棄物については、日本環境安全事業株式会社に委託して処理しています。そのほか、2002年に国内において、本来PCBを使用していない変圧器などにごく微量のPCBの混入が判明しましたが、これからの機器についても適切に保管・管理しており、国の動向も踏まえながら適正に処理を進めていきます。なお、当社は大型で移動困難な変圧器については、洗浄溶剤を用いて現地で安全・確実に無害化処理する「移動式洗浄処理システム」を開発し、実用化に向けた検討を進めています。

低濃度PCB廃棄物（柱上変圧器）の処理状況（2012年3月末）
処理対象量
　絶縁油　　　：約10万kl　　　変圧器ケース：約24万台
処理量（累計）
　絶縁油　　　：約7万kl　　　　変圧器ケース：約17万台
高濃度PCB廃棄物（高圧トランス・コンデンサなど）の処理状況（2012年3月末）
　処理対象量　　：5,534台
　処理量（累計） ：2,362台

電力会社のPCB処理
低濃度PCB処理(柱上トランス)
東京電力、関西電力、北陸電力、中部電力、東北電力、中国電力各社は、PCBの化学分解による自家処理をしているようだが、北海道電力、四国電力、九州電力、沖縄電力はどうなっているのだろうか？
※東京電力、東京地域分はJESCO東京事業所(低濃度処理施設)で処理中

しかし、高濃度PCB，微量PCBに関しては、まだまだ各社とも大量の保管をしているのだろう。環境報告書など目にする機会はないので、その実態はあまりわからないが、PCB大量保管事業者であることは違いないので、積極的に処理を進めいくため、さまざまな取り組みが必要なのだろう。

関連(本ブログ)
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