☆カヤバシステムマシナリー株式会社「ごみ検くん®(自走式コンベアごみ投入検査機)」より
■「ごみ投入検査機」を導入・東埼玉資源環境組合
東武よみうり 2014/05/05
...同検査機は、ごみ収集車1台分のごみ内容がベルトコンベアを使ってすべて検査できるもの。スロープがついており、収集車の荷台開口部から直接投入し検査できるのが特徴。カヤバシステムマシナリー社製で設置費は2012万円。
同組合では、この検査機を使って、年間約80回の内容物調査を行い、調査の結果、産業廃棄物と思われる金属くず(鋼管、空き缶など)に加え、廃プラスチック類(梱包材・プラスチック製品など)も搬入許可事業者に持ち帰りをしてもらい、産業廃棄物の搬入抑制を図る。同組合の岩上福司事務局長は「産業廃棄物の搬入を抑制し、ごみ減量・リサイクル促進を図っていきたい。今後も構成市町と連携して適正処理の強化に取り組んでいきたい」と話している。
東埼玉資源環境組合も「ごみ投入検査機」を導入
どれくらいの効果があるのかはイマイチわからないが〜
数年前に、町田市でも「自走式ごみ搬入物検査機」を導入して、ごみの搬入検査を実施しているという話を聞いた。先日、水銀、アスベストがらみで、「今に、容リプラのように、可燃ごみも、事前にラインに流して選別をする工程が必要になるかもしれない。」などとブログに書いたばかりなのだが、実際にそれに近いことを実施している自治体がこうも多いことに驚いた。(ごみ検くん®(自走式コンベアごみ投入検査機)納入自治体)
23区の清掃工場、水銀混入ごみで焼却炉を停止するたびに、「搬入物検査を強化します」とはいうが、どの程度の効果があるのかわからない。例えば、どのような搬入禁止物を発見して、どの程度持ち帰り指導をしているなどという報告もないので実態がわからない。水銀混入ごみの搬入禁止の登り旗をあげて、搬入物検査実施というだけでは、もうマンネリ化してきているのではないか?!
カヤバシステムマシナリー株式会社
●ごみ検くん®(自走式コンベアごみ投入検査機)
清掃工場に持ち込まれるごみに含まれる不適物を検知します
清掃工場に持ち込まれるごみの中の異物(不適物)を目視検査する装置です。不適物検査の労力低減に効果がある装置として多くの自治体で導入が進んでいます。
特徴
金属、陶器、木材、雑誌、プラスチック等の不適物発見が容易
クローラ付きで投入ピット間の移動が可能。複数の投入ピットで運用可能
導入効果
搬入物をプラットフォーム上で検査する従来方法と比べ、ごみ検くんのコンベア上で目視検査できることから、受入検査の容易化・短時間化・省力化を実現し、労力削減と効率化に貢献
不適物の選別が効率化し、副次的にリサイクルを推進
現状の搬入物検査では限界があるのでは?!
23区の清掃工場、水銀混入ごみやアスベストごみがこうも入ってくるようでは、
プラットホームやダンピングボックスでの検査だけでは、不適正搬入ごみの把握もしきれないのではないか。ただし、機械の導入でも、ごみ袋の破袋が手作業だと、結局はコンベヤーに流してもやっかいな気はするが、、
廃プラスチック類が資源または可燃ごみとなって、23区の不燃ごみは激減した。収集できない違法ごみをごみにだそうという不届き者がいるとしたら、もはや不燃ごみに出す余地はまったくないといえる。集合住宅など、不燃ごみも種類ごとに分別して、収集する側にもどんなごみか一目瞭然となっている。そうすると、大量に、袋に入れてごっちゃまぜにして出せる可燃ごみに、必然的に違法ごみは入りやすくなる。搬入物検査も、これまでと指向を代えて、より効果的な方法を導入し、水銀などの違法ごみ、資源物の排出指導等を積極的に展開してほしいものである。
関連(本ブログ)搬入物検査を強化しても、アスベストや水銀は入ってくる〜
■23区 清掃工場の排ガス(煙突)のアスベスト濃度測定結果の状況(2014年04月21日)
■23区清掃一組 (水銀混入ごみによる)停止中の中央清掃工場 2号焼却炉の経過について(4月18日)(2014年04月19日)
■平成22年度 東京二十三区清掃一部事務組合 職員技術発表会(第11回) 当日の発表から〜(2011年02月20日)
■23区清掃工場「搬入物検査の実態」と「不適正搬入の指導内容」まとめ(2011年07月16日)
■「ごみ投入検査機」を導入・東埼玉資源環境組合
東武よみうり 2014/05/05
...同検査機は、ごみ収集車1台分のごみ内容がベルトコンベアを使ってすべて検査できるもの。スロープがついており、収集車の荷台開口部から直接投入し検査できるのが特徴。カヤバシステムマシナリー社製で設置費は2012万円。
同組合では、この検査機を使って、年間約80回の内容物調査を行い、調査の結果、産業廃棄物と思われる金属くず(鋼管、空き缶など)に加え、廃プラスチック類(梱包材・プラスチック製品など)も搬入許可事業者に持ち帰りをしてもらい、産業廃棄物の搬入抑制を図る。同組合の岩上福司事務局長は「産業廃棄物の搬入を抑制し、ごみ減量・リサイクル促進を図っていきたい。今後も構成市町と連携して適正処理の強化に取り組んでいきたい」と話している。
東埼玉資源環境組合も「ごみ投入検査機」を導入
どれくらいの効果があるのかはイマイチわからないが〜
数年前に、町田市でも「自走式ごみ搬入物検査機」を導入して、ごみの搬入検査を実施しているという話を聞いた。先日、水銀、アスベストがらみで、「今に、容リプラのように、可燃ごみも、事前にラインに流して選別をする工程が必要になるかもしれない。」などとブログに書いたばかりなのだが、実際にそれに近いことを実施している自治体がこうも多いことに驚いた。(ごみ検くん®(自走式コンベアごみ投入検査機)納入自治体)
23区の清掃工場、水銀混入ごみで焼却炉を停止するたびに、「搬入物検査を強化します」とはいうが、どの程度の効果があるのかわからない。例えば、どのような搬入禁止物を発見して、どの程度持ち帰り指導をしているなどという報告もないので実態がわからない。水銀混入ごみの搬入禁止の登り旗をあげて、搬入物検査実施というだけでは、もうマンネリ化してきているのではないか?!
カヤバシステムマシナリー株式会社
●ごみ検くん®(自走式コンベアごみ投入検査機)
清掃工場に持ち込まれるごみに含まれる不適物を検知します
清掃工場に持ち込まれるごみの中の異物(不適物)を目視検査する装置です。不適物検査の労力低減に効果がある装置として多くの自治体で導入が進んでいます。
特徴
金属、陶器、木材、雑誌、プラスチック等の不適物発見が容易
クローラ付きで投入ピット間の移動が可能。複数の投入ピットで運用可能
導入効果
搬入物をプラットフォーム上で検査する従来方法と比べ、ごみ検くんのコンベア上で目視検査できることから、受入検査の容易化・短時間化・省力化を実現し、労力削減と効率化に貢献
不適物の選別が効率化し、副次的にリサイクルを推進
現状の搬入物検査では限界があるのでは?!
23区の清掃工場、水銀混入ごみやアスベストごみがこうも入ってくるようでは、
プラットホームやダンピングボックスでの検査だけでは、不適正搬入ごみの把握もしきれないのではないか。ただし、機械の導入でも、ごみ袋の破袋が手作業だと、結局はコンベヤーに流してもやっかいな気はするが、、
廃プラスチック類が資源または可燃ごみとなって、23区の不燃ごみは激減した。収集できない違法ごみをごみにだそうという不届き者がいるとしたら、もはや不燃ごみに出す余地はまったくないといえる。集合住宅など、不燃ごみも種類ごとに分別して、収集する側にもどんなごみか一目瞭然となっている。そうすると、大量に、袋に入れてごっちゃまぜにして出せる可燃ごみに、必然的に違法ごみは入りやすくなる。搬入物検査も、これまでと指向を代えて、より効果的な方法を導入し、水銀などの違法ごみ、資源物の排出指導等を積極的に展開してほしいものである。
関連(本ブログ)搬入物検査を強化しても、アスベストや水銀は入ってくる〜
■23区 清掃工場の排ガス(煙突)のアスベスト濃度測定結果の状況(2014年04月21日)
■23区清掃一組 (水銀混入ごみによる)停止中の中央清掃工場 2号焼却炉の経過について(4月18日)(2014年04月19日)
■平成22年度 東京二十三区清掃一部事務組合 職員技術発表会(第11回) 当日の発表から〜(2011年02月20日)
■23区清掃工場「搬入物検査の実態」と「不適正搬入の指導内容」まとめ(2011年07月16日)