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土壌汚染、合併直前に契約で秘密に 愛知・旧一色町

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■土壌汚染、合併直前に契約で秘密に 愛知・旧一色町
中日新聞-2014/04/06
 愛知県旧一色町(現西尾市)が2011年、町内の産業廃棄物処分場跡地で行われた土壌汚染調査の結果を第三者に秘密にするとの契約を、調査した三重県の産廃業者との間で結んでいたことが分かった。締結は西尾市との合併前日の3月31日。当時、汚染の詳細は分かっていなかったが、その後、環境基準を超す鉛などが検出された。市は、秘密契約は問題だったとして近く市議会に経緯を説明する。
 処分場跡地では、調査した産廃業者が新たに県内最大規模の最終処分場の建設計画を進めている。
 関係者によると、産廃業者は3月14日にボーリング調査を実施した。調査結果は合併後の11年秋に市に報告され、環境基準値の最大900倍以上の鉛や、4倍のダイオキシン類が検出されていた。
 契約の存在は合併後も旧一色町職員の間で秘密にされ、今年に入るまで市長らも内容を把握していなかった。契約は産廃業者からの通知で今年三月末に解消されたが、現在も市は結果を公表していない。
 (中日新聞)

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