ごみ施設爆発事故 姫路市が和解協議へ 勧告受け

■ごみ施設爆発事故 姫路市が和解協議へ 勧告受け
神戸新聞-2014/03/17
　兵庫県姫路市のごみ焼却・再資源化施設「エコパークあぼし」（同市網干区網干浜）で起きた爆発事故をめぐり、作業員６人が同市と施工業者「神崎組」（同市）に損害賠償を求めた訴訟で、同市が、神戸地裁姫路支部の和解勧告を受け、和解協議に応じる方針を固めたことが１６日、分かった。
　事故は２０１０年３月に発生し、作業員１０人が負傷した。原告６人は訴訟で、姫路市や神崎組が注意義務や安全配慮を怠ったとして、慰謝料など約２億２４００万円の支払いを求めている。
　関係者によると、和解勧告は昨年１１月にあり、被害者への補償を市が立て替えて支払った後、市と神崎組が負担割合を協議し、清算する‐との内容だったという。
　原告の代表らは２月２１日、石見利勝姫路市長に和解勧告に応じるよう申し入れていた。

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