（高レベル放射性廃棄物の最終処分地問題）中間報告案を了承

■中間報告案を了承（青森県）
日テレNEWS24-2014/03/15
高レベル放射性廃棄物の最終処分地問題を議論している経済産業省の有識者会議は１４日「国が科学的に適地を示すべき」などとする中間報告の案を大筋で了承した。中間報告の案では最終処分地の選定方法について、自治体が手を挙げるのを待つのではなく国が前面に出て科学的に適地を示すべきだと指摘している。また地域の理解を得るため住民参加のもとで受入れの是非などを検討する場が必要だとしている。さらに廃棄物を埋めたあとも取り出せたり、最終処分に関する意思決定を見直せる仕組みを求めている。中間報告は国民の意見を募った上で来月末にも決定される見通しだ。
[ 3/15 18:48 青森放送]

■「核のゴミ」処分事業評価へ第三者組織を　経産省有識者会議
日本経済新聞　2014/3/14
　経済産業省の有識者会議は14日、原子力発電所から出る「核のゴミ」を最終処分する事業を評価する第三者組織を設置すべきだとする報告書をまとめた。政府が見直しをすすめる原子力委員会などを第三者組織の候補の一つとした。国が最終処分にふさわしい場所を示すプロセスを監視するのが狙いだ。
　経産省の放射性廃棄物ワーキンググループがまとめた。近く国民からの意見公募を始め、４月末に決定。政策への反映を目指す。委員長を務める増田寛也元総務相は最終処分法の確立にむけて「国はしっかり汗をかいてほしい」と述べた。

経産省
●放射性廃棄物ワーキンググループ


■自民「核のごみ」処分場選定で提言案
NHK-2014/03/16
原子力発電所から発生する高レベル放射性廃棄物の最終処分場が決まらないなか、自民党の小委員会は、最終処分場を受け入れる地域に廃棄物を減らす研究施設を併設することなどを検討し、雇用拡大にもつなげるよう求める政府への提言案をまとめました ...