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Channel: 東京23区のごみ問題を考える
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早期にアセス手続き/目黒工場建替計画素案/二十三区清掃一部事務組合

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■早期にアセス手続き/目黒工場建替計画素案/二十三区清掃一部事務組合
日刊建設通信新聞 (会員登録)-2014/02/10
 東京二十三区清掃一部事務組合は、目黒清掃工場の建替計画(素案)を公表した。周辺住民などからの意見を踏まえ2014年度の早期に計画として策定し、環境影響評価書の手続きに着手する考え。17年度の中ごろにも事業者を決定し実施設計や解体工事に着手する計画になっている。
 建替計画(素案)では、新工場の焼却炉は全連続燃焼式火格子焼却炉、処理能力は日量600t(300t×2炉)、建築面積は工場棟が約8400?、管理棟が約1450?としている。煙突も建て替える計画で、外筒はRC造、内筒はステンレス製、高さは150m程度となる。
 目黒工場の整備にあたっては、想定ごみ質が変化したことでプラント設備がこれまでよりも大きくなることから建て替えを決定。高さ制限があるため、地下部を約20m掘り下げることで地上部の高さを既存工場の27.6mから約24mと3mほど抑える。
 余熱利用では、高効率発電を行うことで周辺の目黒区民センター、田道ふれあい館、田道小学校などへ高温水を供給する計画だ。発電量は1万8000kW以上を予定している。
 建築計画策定に向けた調査は日建技術コンサルタントが実施した。今後は引き続き環境影響評価調査に向けた現況調査を実施し、14年度には調査計画書の策定手続きに着手する予定だ。評価書の作成は16年度を見込んでいる。17年度から既存施設の解体と実施設計を開始、19年度に着工し22年度の完成を目指す。
 現施設の規模はSRC造地下3階地上5階建て延べ1万8518?。処理能力は日量600t。敷地面積2万9752?のうち、8526?を建築面積に充てている。所在地は目黒区三田2−19−43。
[ 2014-02-10 4面 面名:4面]




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