■作業事故:ごみ焼却場で作業員死亡 転倒し灰に埋まる−−新門司工場 /福岡
毎日新聞 2013年01月25日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20130125ddlk40040380000c.html
24日午後1時半ごろ、門司区新門司の市営ごみ焼却場「新門司工場」の焼却炉内で、男性作業員が崩れた灰に埋まり死亡した。門司署は戸畑区の男性(61)とみて身元確認を進めるとともに作業手順に問題がなかったかどうか調べている。
同署と北九州市によると、男性は焼却炉(深さ約15メートル)内で、炉の内側に付着した「クリンカー(焼塊)」と呼ばれる固形の灰を鉄製の棒を使って下に落とす作業をしていた。通常は組み上げた足場の上で作業をするが、男性は高さ約2メートルまで積もった灰の上に乗って作業をしていたところ、足元の灰が崩れて転倒。そのまま灰に埋まり、約1時間後に救出されたが死亡が確認された。【高橋克哉】
〔北九州版〕
1/25付け朝日新聞地方版にも
「ごみ溶融炉で転落死 新門司工場 灰除去の作業員」の記事あり。
北九州市 新門司工場
工場概要
敷地面積(平方メートル) 51,038
建物面積(平方メートル) 23,952
建設年月 平成19年3月
建設費(百万円) 22,900
形式 連続運転式ごみ焼却施設(シャフト式ガス化溶融炉)
処理能力・焼却実績 720トン(1日当たり)(240トン×3炉)
約150,000トン(平成23年度実績)
排ガス処理 乾式有害ガス除去装置(バグフィルタ)・触媒反応塔
新門司工場は新日鉄のガス化溶融炉
定期点検中、溶融炉内清掃中の作業事故のようである〜
焼却炉や溶融炉内のクリンカ除去作業中の死亡事故は度々ニュースにでてくる。
広島市の「クリーンセンターくれ」では、2度も同様の事故あり。
関連(本ブログ)
■呉市のごみ処理施設 焼却炉窒息死で穴開け改修も《事故検証》(2012年02月08日)
■呉市 ごみ処理施設(炉壁のクリンカ除去中)死亡事故で説明/広島(2011年12月13日)
■灰塊落下、作業員が死亡=ごみ焼却炉で生き埋め−広島(2008年07月05日)
23区の新江東清掃工場でも、定期点検補修工事中(1月10日)に、
委託業者作業員の死亡事故が起きたばかり。こちらはまだ詳細不明、、、
関連(本ブログ)
■新江東清掃工場/下請け従業員が死亡/定期補修工事の作業中(2013年01月22日)
焼却炉内のクリンカ、
通常の“灰”のイメージとはまったく違う。まるで岩石そのもの、
つい先日、クリンカの現物をみた(写真↓↓)
このクリンカは焼却炉のものなので、溶融炉ではどんなものかは分からないが〜
毎日新聞 2013年01月25日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20130125ddlk40040380000c.html
24日午後1時半ごろ、門司区新門司の市営ごみ焼却場「新門司工場」の焼却炉内で、男性作業員が崩れた灰に埋まり死亡した。門司署は戸畑区の男性(61)とみて身元確認を進めるとともに作業手順に問題がなかったかどうか調べている。
同署と北九州市によると、男性は焼却炉(深さ約15メートル)内で、炉の内側に付着した「クリンカー(焼塊)」と呼ばれる固形の灰を鉄製の棒を使って下に落とす作業をしていた。通常は組み上げた足場の上で作業をするが、男性は高さ約2メートルまで積もった灰の上に乗って作業をしていたところ、足元の灰が崩れて転倒。そのまま灰に埋まり、約1時間後に救出されたが死亡が確認された。【高橋克哉】
〔北九州版〕
1/25付け朝日新聞地方版にも
「ごみ溶融炉で転落死 新門司工場 灰除去の作業員」の記事あり。
北九州市 新門司工場
工場概要
敷地面積(平方メートル) 51,038
建物面積(平方メートル) 23,952
建設年月 平成19年3月
建設費(百万円) 22,900
形式 連続運転式ごみ焼却施設(シャフト式ガス化溶融炉)
処理能力・焼却実績 720トン(1日当たり)(240トン×3炉)
約150,000トン(平成23年度実績)
排ガス処理 乾式有害ガス除去装置(バグフィルタ)・触媒反応塔
新門司工場は新日鉄のガス化溶融炉
定期点検中、溶融炉内清掃中の作業事故のようである〜
焼却炉や溶融炉内のクリンカ除去作業中の死亡事故は度々ニュースにでてくる。
広島市の「クリーンセンターくれ」では、2度も同様の事故あり。
関連(本ブログ)
■呉市のごみ処理施設 焼却炉窒息死で穴開け改修も《事故検証》(2012年02月08日)
■呉市 ごみ処理施設(炉壁のクリンカ除去中)死亡事故で説明/広島(2011年12月13日)
■灰塊落下、作業員が死亡=ごみ焼却炉で生き埋め−広島(2008年07月05日)
23区の新江東清掃工場でも、定期点検補修工事中(1月10日)に、
委託業者作業員の死亡事故が起きたばかり。こちらはまだ詳細不明、、、
関連(本ブログ)
■新江東清掃工場/下請け従業員が死亡/定期補修工事の作業中(2013年01月22日)
焼却炉内のクリンカ、
通常の“灰”のイメージとはまったく違う。まるで岩石そのもの、
つい先日、クリンカの現物をみた(写真↓↓)
このクリンカは焼却炉のものなので、溶融炉ではどんなものかは分からないが〜