☆目黒区「めぐろ区報 平成25年1月25日号」より
なぜ「区内在住・在勤・在学の方が対象」なんだろう、
23区の清掃事業、中間処理は23区の共同処理。目黒清掃工場も、目黒区のごみだけを処理しているわけではない。目黒区民以外は、説明会に参加できないの? もちろん、地域住民の声をしっかりと聞くのは当然のこととしても、ちょっとなんだかな〜である。とはいえ、このご時世、区民でなくても入場を断られるようなことはないでしょう。
東京二十三区清掃一部事務組合HPより(更新日:2013年1月25日)
■目黒清掃工場整備事業(建替等)事前説明会のご案内
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/suishin/keikaku/documents/meguro-jizensetumeikai.pdf
東京二十三区清掃一部事務組合では一般廃棄物処理基本計画に基づき、目黒清掃工場の整備事業(建替等)について検討を進めています。
つきましては、整備計画策定等に先立ち、下記のとおり事前説明会を開催しますので、ご参加くださいますようご案内申し上げます。
日時:2月12日(火) 午後7時〜8時30分
説明会会場:田道住区センター 第2・第3会議室
(目黒1−25−26 田道ふれあい館3階)定員70名
日時:2月16日(土) 午前10時〜11時30分
説明会会場:目黒区総合庁舎 大会議室
(上目黒2−19−15目黒区総合庁舎2階)定員180名
※ 目黒区在住・在勤・在学の方が対象です。
※ お車でのご来場は、ご遠慮下さい。
※ いずれの日も、説明内容は同じです。
現在の目黒清掃工場概要
着工:昭和62年10月
しゅん工:平成3年3月
敷地面積:約29,000平方メートル
建設費:17,976百万円
炉型式:日本鋼管 フェルント式 全連続燃焼式火格子焼却炉
設計最高発熱量:11,700KJ/kg
規模(炉基数):600t/24h(300t×2)
焼却能力:600t/日
一般廃棄物処理基本計画に基ずく建替え事業の概要
整備期間:平成29年度〜平成34年度
規模(炉基数):600t/24h(300t×2)
焼却能力:600t/日
あまりにも理不尽な施設整備計画、
23区の清掃工場は稼働中は19工場(建替中が3工場)
清掃工場のある区もない区もある。(ない区:千代田、文京、新宿、荒川、台東、中野)
清掃事業が各区に移管されども、中間処理はそれ故の共同処理体制なのである。
(収集・運搬は各区の事業)
それぞれの地域、清掃工場建設時にはいろんな紛争等の歴史もあり、操業協定を結んで運営協議会などをつくっている。しかし、ひとたびそこに建設されてしまったら、長年の操業のあげく、今度は建替えですと、未来永劫続けられるのでは、これまたたまったものではない。悲劇である。
建替に関連しての目黒清掃工場運営協議会(臨時)を何度か傍聴したのだが、清掃一組、目黒区、地域住民と、建替え協議などの話しはかみ合わずの平行線。傍聴していて感じたのは、本来は、一廃計画に目黒の整備計画を載せる前に、運営協議会に諮るべきを怠ったのが最大の原因だとおもう。清掃一組は、一廃計画に基づいて建替え事業を実施するの一点張り、目黒区は、当事者意識が希薄で、地域住民の不満や義憤をただただ聞き流している感じを受けた。
これはもう、目黒区の確信犯的なシナリオなのかもしれない。なにしろ、清掃一組の一廃計画改定委員会などは、必ず、建替えなどの該当区の部課長はメンバーに入っているとおもうので、暗黙の了解なのか、問題などなにも感じなかったのか、安易に地域住民も了承すると思ったのか、運営協議会にも諮らずに、すんなり同敷地内で、同規模での建て替え計画を了承したのだろう。行政サイドのパブコメなど、住民意見の反映などほとんどあり得ないのが現状なのだから、事前に運営協議会で協議をして、そのうえで、建て替え計画を一廃計画に反映させるのが基本であろう。これでは運営協議会もなにもあったものではなく、一廃計画ありきのだまし討ちのようなものである。
23区でこの先も共同処理体制を続けるにしても、
現状で清掃工場のない千代田、文京、新宿、荒川、台東、中野も、
長年、他の区にご迷惑を掛けてしまって、今度は自分の区で引き受けますと言う気配などはまったくない。清掃工場のある区においても、同じ区内において、工場周辺地域住民の長年の苦労をどこまで区民に共有できているかは疑問であるし、しかし、他の用地を探すとなると、さらに困難を伴うであろうことは現実問題の都心部。
どんなに公害対策が進んできたとはいえ、
廃棄物処理施設、所詮は、原発施設等と同様に、迷惑施設であることに違いはない、
建替えに際しては十分に地域住民の意見を聞くのは当然で、双方の納得がいくまで協議するしかない。長年の地域負担をかえりみれば、更新了承となったとしても、先ずは規模の縮小、将来的には閉鎖もありえ、次は他の地域に移転するなどの展望がないと、あまりにも理不尽におもう〜
これまでの建替えに際しての規模縮小状況
なにしろ、江戸川清掃工場(平成9年竣工)の建設で、23区の可燃ごみの全量焼却達成といわれていた。その後、ごみは減少傾向を続けても、新規に、墨田(600t/日)、港(900t/日)、豊島(400t/日)、渋谷(200t/日)、中央(600t/日)の清掃工場建設をしたので、当然の如く縮小せざるを得なかったのか、、
23区の廃棄物の中間処理、
施設整備が進むなかでのごみ減量、廃プラスチック類を焼却してもなおも焼却炉にゆとりはある。これは奇しくも“女川災害廃棄物の受け入れ”で余力は証明できた。ごみの搬入調整のたいへんさはいうまでもないだろうが、がんばれば規模の縮小などはそう困難なことではないと思う。
関連(本ブログ)
■23区の「清掃工場の整備スケジュール」を改めて考えてみる〜(2012年07月10)
大田、練馬、杉並は建替え中
光が丘も建替計画(素案)説明会は終了、
そして目黒清掃工場の事前説明会
次にくるのは
少し間があいて有明清掃工場なので、、
次の一廃計画改定はいつだ、
さあ、たいへんだ、、、
参考
☆東京二十三区清掃一部事務組合「施設整備計画」より
なぜ「区内在住・在勤・在学の方が対象」なんだろう、
23区の清掃事業、中間処理は23区の共同処理。目黒清掃工場も、目黒区のごみだけを処理しているわけではない。目黒区民以外は、説明会に参加できないの? もちろん、地域住民の声をしっかりと聞くのは当然のこととしても、ちょっとなんだかな〜である。とはいえ、このご時世、区民でなくても入場を断られるようなことはないでしょう。
東京二十三区清掃一部事務組合HPより(更新日:2013年1月25日)
■目黒清掃工場整備事業(建替等)事前説明会のご案内
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/suishin/keikaku/documents/meguro-jizensetumeikai.pdf
東京二十三区清掃一部事務組合では一般廃棄物処理基本計画に基づき、目黒清掃工場の整備事業(建替等)について検討を進めています。
つきましては、整備計画策定等に先立ち、下記のとおり事前説明会を開催しますので、ご参加くださいますようご案内申し上げます。
日時:2月12日(火) 午後7時〜8時30分
説明会会場:田道住区センター 第2・第3会議室
(目黒1−25−26 田道ふれあい館3階)定員70名
日時:2月16日(土) 午前10時〜11時30分
説明会会場:目黒区総合庁舎 大会議室
(上目黒2−19−15目黒区総合庁舎2階)定員180名
※ 目黒区在住・在勤・在学の方が対象です。
※ お車でのご来場は、ご遠慮下さい。
※ いずれの日も、説明内容は同じです。
現在の目黒清掃工場概要
着工:昭和62年10月
しゅん工:平成3年3月
敷地面積:約29,000平方メートル
建設費:17,976百万円
炉型式:日本鋼管 フェルント式 全連続燃焼式火格子焼却炉
設計最高発熱量:11,700KJ/kg
規模(炉基数):600t/24h(300t×2)
焼却能力:600t/日
一般廃棄物処理基本計画に基ずく建替え事業の概要
整備期間:平成29年度〜平成34年度
規模(炉基数):600t/24h(300t×2)
焼却能力:600t/日
あまりにも理不尽な施設整備計画、
23区の清掃工場は稼働中は19工場(建替中が3工場)
清掃工場のある区もない区もある。(ない区:千代田、文京、新宿、荒川、台東、中野)
清掃事業が各区に移管されども、中間処理はそれ故の共同処理体制なのである。
(収集・運搬は各区の事業)
それぞれの地域、清掃工場建設時にはいろんな紛争等の歴史もあり、操業協定を結んで運営協議会などをつくっている。しかし、ひとたびそこに建設されてしまったら、長年の操業のあげく、今度は建替えですと、未来永劫続けられるのでは、これまたたまったものではない。悲劇である。
建替に関連しての目黒清掃工場運営協議会(臨時)を何度か傍聴したのだが、清掃一組、目黒区、地域住民と、建替え協議などの話しはかみ合わずの平行線。傍聴していて感じたのは、本来は、一廃計画に目黒の整備計画を載せる前に、運営協議会に諮るべきを怠ったのが最大の原因だとおもう。清掃一組は、一廃計画に基づいて建替え事業を実施するの一点張り、目黒区は、当事者意識が希薄で、地域住民の不満や義憤をただただ聞き流している感じを受けた。
これはもう、目黒区の確信犯的なシナリオなのかもしれない。なにしろ、清掃一組の一廃計画改定委員会などは、必ず、建替えなどの該当区の部課長はメンバーに入っているとおもうので、暗黙の了解なのか、問題などなにも感じなかったのか、安易に地域住民も了承すると思ったのか、運営協議会にも諮らずに、すんなり同敷地内で、同規模での建て替え計画を了承したのだろう。行政サイドのパブコメなど、住民意見の反映などほとんどあり得ないのが現状なのだから、事前に運営協議会で協議をして、そのうえで、建て替え計画を一廃計画に反映させるのが基本であろう。これでは運営協議会もなにもあったものではなく、一廃計画ありきのだまし討ちのようなものである。
23区でこの先も共同処理体制を続けるにしても、
現状で清掃工場のない千代田、文京、新宿、荒川、台東、中野も、
長年、他の区にご迷惑を掛けてしまって、今度は自分の区で引き受けますと言う気配などはまったくない。清掃工場のある区においても、同じ区内において、工場周辺地域住民の長年の苦労をどこまで区民に共有できているかは疑問であるし、しかし、他の用地を探すとなると、さらに困難を伴うであろうことは現実問題の都心部。
どんなに公害対策が進んできたとはいえ、
廃棄物処理施設、所詮は、原発施設等と同様に、迷惑施設であることに違いはない、
建替えに際しては十分に地域住民の意見を聞くのは当然で、双方の納得がいくまで協議するしかない。長年の地域負担をかえりみれば、更新了承となったとしても、先ずは規模の縮小、将来的には閉鎖もありえ、次は他の地域に移転するなどの展望がないと、あまりにも理不尽におもう〜
これまでの建替えに際しての規模縮小状況
なにしろ、江戸川清掃工場(平成9年竣工)の建設で、23区の可燃ごみの全量焼却達成といわれていた。その後、ごみは減少傾向を続けても、新規に、墨田(600t/日)、港(900t/日)、豊島(400t/日)、渋谷(200t/日)、中央(600t/日)の清掃工場建設をしたので、当然の如く縮小せざるを得なかったのか、、
23区の廃棄物の中間処理、
施設整備が進むなかでのごみ減量、廃プラスチック類を焼却してもなおも焼却炉にゆとりはある。これは奇しくも“女川災害廃棄物の受け入れ”で余力は証明できた。ごみの搬入調整のたいへんさはいうまでもないだろうが、がんばれば規模の縮小などはそう困難なことではないと思う。
関連(本ブログ)
■23区の「清掃工場の整備スケジュール」を改めて考えてみる〜(2012年07月10)
大田、練馬、杉並は建替え中
光が丘も建替計画(素案)説明会は終了、
そして目黒清掃工場の事前説明会
次にくるのは
少し間があいて有明清掃工場なので、、
次の一廃計画改定はいつだ、
さあ、たいへんだ、、、
参考
☆東京二十三区清掃一部事務組合「施設整備計画」より