■震災の災害廃棄物、気仙沼で焼却全て終了
河北新報-2013/11/16
宮城県気仙沼市階上地区の2次仮置き場で進められている東日本大震災の災害廃棄物の焼却処理が15日、完了した。同市小泉地区は8月末に終えており、気仙沼処理区での廃棄物焼却処理は全て終了した。
県や市によると、気仙沼処理区の廃棄物量は136万トン。このうち、可燃物は推計で階上地区で7万2000トン、小泉地区で4万トンが焼却処理された。可燃物の量が想定を上回ったため、4万8500トン(混合物を含め6万2800トン)は亘理や石巻など四つの処理区に搬出して対応した。
津波堆積土などの処理は16日以降も続く。今後は焼却炉の解体に着手し、敷地は2014年3月末までに農地などに戻して地権者に返却する。
6月下旬に開設した両地区の住民向け入浴場と休憩スペースは約6000人の利用があった。
気仙沼処理区の2次処理は用地選定が難航したため、階上地区で12年12月、小泉地区で13年1月の開始と県内で最も遅かった。
河北新報-2013/11/16
宮城県気仙沼市階上地区の2次仮置き場で進められている東日本大震災の災害廃棄物の焼却処理が15日、完了した。同市小泉地区は8月末に終えており、気仙沼処理区での廃棄物焼却処理は全て終了した。
県や市によると、気仙沼処理区の廃棄物量は136万トン。このうち、可燃物は推計で階上地区で7万2000トン、小泉地区で4万トンが焼却処理された。可燃物の量が想定を上回ったため、4万8500トン(混合物を含め6万2800トン)は亘理や石巻など四つの処理区に搬出して対応した。
津波堆積土などの処理は16日以降も続く。今後は焼却炉の解体に着手し、敷地は2014年3月末までに農地などに戻して地権者に返却する。
6月下旬に開設した両地区の住民向け入浴場と休憩スペースは約6000人の利用があった。
気仙沼処理区の2次処理は用地選定が難航したため、階上地区で12年12月、小泉地区で13年1月の開始と県内で最も遅かった。