環境省、災害廃棄物の処理完了時期示さず 焼却炉は来年度から運用開始／福島

■環境省、災害廃棄物の処理完了時期示さず 焼却炉は来年度から運用開始
福島民報-2013/09/11
http://www.minpo.jp/news/detail/2013091110818
環境省が１０日に公表した新たな災害廃棄物処理計画でも完了時期が示されなかった。
　避難区域１１市町村の災害廃棄物処理の今後の流れは【図】の通り。市町村単位で国が整備する仮設焼却炉の立地場所が確保されている場合は平成２５年度内に着工し、２６年度から処理を開始する。 ...

環境省　平成25年9月10日
■福島県の災害廃棄物等の処理進捗状況の総点検について（お知らせ）
・福島県の災害廃棄物等の処理進捗状況についての総点検[PDF 330KB]
・汚染廃棄物対策地域における市町村ごとの今後の進め方[PDF 1,051KB]
●汚染廃棄物対策地域における市町村ごとの今後の進め方
仮設焼却炉のみ抜粋
南相馬市
○仮設処理施設：小高区内の工場跡地への設置について地元調整中。
浪江町
○仮設処理施設：棚塩地区における設置について地元調整中
双葉町
○仮設処理施設：（帰還困難区域における処理方針を踏まえて設置場所等を検討する。）
大熊町
○仮設処理施設：（帰還困難区域における処理方針を踏まえて設置場所等を検討する。）
富岡町
○仮設処理施設：地元調整中（一部同意取得済み）
楢葉町
○仮設処理施設：町とともに候補地選定中。
飯舘村
○仮設処理施設：小宮地区における小型焼却炉の設置について建設準備中（減容化処理事業者を選定中）。大型焼却炉の設置について調整中。
川俣町
○仮設処理施設：処理方針検討中
葛尾村
○仮設処理施設：地蔵沢地区における設置について地元調整中。
田村市
○仮設処理施設：設置しない方針（既存の処理施設にて処理中）。
川内村
○仮設処理施設：五枚沢地区における小型焼却炉の設置につい
て建設準備中（施設設計中）。

================================================================

■放射性物質含む廃棄物の処理難航 ３月末で12万トン
日本経済新聞-2013/09/12
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1004N_R10C13A9CC1000/
環境省は放射性物質濃度が１キログラムあたり８千ベクレルを超えているものを指定廃棄物と分類。今年３月末時点で計12万1180トンが指定され、全国11都県に分散保管されている。同省は可燃物を焼却して容量を減らし、埋め立て処分する計画だ。 ９万9164 ...