日本紙、19年3月期純損益予想を400億円の赤字に修正 PCB処理で
ロイター 2019年2月6日
[東京 6日 ロイター] - 日本製紙が6日に発表した2019年3月期連結業績予想の修正によると、営業利益を前回発表の200億円から180億円に、当期純損益を80億円の損失から400億円の損失に下振れさせた。人体に有害なポリ塩化ビフェニール(PCB)が同社の工場内などで見つかり、その処理費用などを計上したことが影響した。
同社は1月25日、福島県いわき市の勿来(なこそ)工場と横浜市内の倉庫で、PCBを含む大量の廃棄物が保管されていることがわかったと発表。勿来工場では、PCBを含む複写紙約518トンなどが確認された。
今回、その処理費用を環境対策引当金繰入額として137億円計上。 ... ...

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■日本製紙 福島県いわき市の勿来工場と横浜市内の倉庫でポリ塩化ビフェニール(PCB)を含んだ大量の廃棄物見つかる 2019年01月25日