スプートニク日本「「安全な」プラスチックも生殖機能に悪影響の可能性」から
「DAYS JAPAN 2018年7月号」 特集 ラップで「チン」は日本だけ 体をむしばむ危険なプラスチックでも、、ビスフェノールAの代替物質として使用されているビスフェノールSも環境ホルモンであったという笑うに笑えない話しとして取り上げてあった。そして、日本人のビスフェノールS摂取量や尿中濃度が、世界の中で突出しているという研究結果も記されていたので、本ブログでも「 日本人のビスフェノールS 摂取量と尿中濃度が世界でダントツ、その理由として疑われているのは「ごみの焼却」か?」として紹介したのだが、、、その時点では、国内でのビスフェノールSについての研究報告などネット上ではほとんどなくて、、、
なにしろニッポンは政府も企業も環境後進国というか、、日本の企業サイトでは、ビスフェノールAですら「ビスフェノールAはヒトの体内に取り込まれたとしても、作用が弱い上に体内で代謝し、直ちに対外に排出されることから、人への健康の影響はないと考えられます。」としているので、、プラスチックに関する考え方も世界と大きく隔たりがある、、、、
現在パブコメ中の「プラスチック資源循環戦略(案)」でも、プラスチックのリサイクル率、世界全体では 未だ 低く ( プラスチック容器包装廃棄物の 世界全体での 有効利用率 14 % 、日本での有効利用率 84 % )と、堂々と熱回収分や海外輸出分も含めてリサイクル率が高いと自画自賛している国なので、、、
スプートニク日本 2018年09月16日
学術誌カレントバイオロジーによると、BPAはポリカーボネートやエポキシ樹脂などのプラスチックの製造に用いられる化学物質。食料品や飲料の容器や医療機器などに含まれる。電子レンジによる加熱などでプラスチックが劣化してBPAが溶け出し、体内に入る。
BPAは発がん性物質で環境汚染物質、そして、内分泌系や生殖機能に影響を及ぼす可能性がある。
消費者の懸念を受けて、企業はBPAフリーのプラスチックを打ち出した。だが代替品として、ビスフェノールAと同じ基本的な化学構造を持つBPS(ビスフェノールS)などが用いられている。
今回の研究は、BPSもBPA同様に生殖機能に影響し、その影響は数世代に渡る可能性があることを示している。
■<環境ホルモン> 日本人のビスフェノールS 摂取量と尿中濃度が世界でダントツ、その理由として疑われているのは「ごみの焼却」か? 2018年08月03日

DAYS JAPAN 2018年7月号 特集 ラップで「チン」は日本だけ 体をむしばむ危険なプラスチック
「使い捨てプラスチックを止めるべき、深刻な理由」から