■減容化施設が完成 県県中浄化センター 放射性物質含む汚泥焼却
福島民報-2013/08/06
http://www.minpo.jp/news/detail/2013080610114
東京電力福島第一原発事故により下水の汚泥がたまり続けている問題で、汚泥を減容化するための焼却施設が5日までに全国で初めて、郡山市の県県中浄化センターに完成した。設置した環境省は9月から運転を始める予定。同日、県と関係市町村、報道機関に施設を公開した。
焼却施設は、約850度で高温燃焼させ、容積を約20分の1にする。臭いの発生も抑えられるという。24時間連続運転し、1日当たり90トンを処理できる。汚泥置き場に隣接する前処理テントで木の枝や石などを取り除いた上で焼却する。
同省が焼却するのは、「指定廃棄物」となる放射性セシウム濃度1キロ当たり8000ベクレル以上を含む汚泥約1万1千トンと臭い対策でかぶせた覆土約4千トン。今年度末をめどに処理する。焼却灰は同2〜3万ベクレルになると見込む。10万ベクレルを超えない限り、敷地内のコンテナ内で一時保管し、富岡町の既存の管理型処分場へ搬送する予定。町側と調整している。敷地内の4カ所にはモニタリングポストを新たに配置し、ホームページ上で測定データを公開するという。
同浄化センターに保管されている汚泥は現在約2万8千トンで県内最大。センターの供用エリアは郡山、須賀川、本宮、矢吹、鏡石の5市町で、1日当たり約80トン発生している。昨年4月以降、発生する汚泥はおおむね同八○○○ベクレルを下回っている。同省の処理対象にならない上、肥料の原料にも使える基準値(1キロ当たり200ベクレル)を上回っているため、手付かずのまま、たまり続ける状況は今後も続く。県は新たな汚泥置き場として敷地内に約8500平方メートルの「第三保管場」の整備を進めている。
同省は4月から、福島市の堀河町終末処分場に汚泥を減容化させる下水汚泥乾燥施設を稼働させている。
■減容化施設が完成 県県中浄化センター
福島放送-2013/08/06
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201308067
東京電力福島第一原発事故により下水の汚泥がたまり続けている問題で、汚泥を減容化するための焼却施設が5日までに全国で初めて、郡山市の県県中浄化センターに完成した。 設置した環境省は9月から運転を始める予定。 同日、県と関係市町村、報道 ...
県中浄化センターには「汚泥溶融施設」もあるが、それとは別途、環境省で、下水汚泥8000Bq/Kg以上の焼却施設が完成したということのようだ。下水汚泥焼却灰の場合、10万Bq/Kgを超えない限り、既存の管理型処分場というのも、納得いかない。そもそもが下水の中だったので、セシウムは溶出しにくいということだったような気がするが〜
県中浄化センターの放射能、いまも溶融飛灰でセシウム合計138,490Bq/Kg(H25.5.17)の高濃度。脱水汚泥では644Bq/Kg(H25.6.30)でも、とにかく、溶融処理すると高高濃度となってしまう。
☆福島県「流域下水道終末処理場における放射性物質を含む下水汚泥等の状況について」より
関連(本ブログ)
■粉じんから高濃度セシウム=汚染汚泥処理で−福島(最高247万ベクレル/Kg)(2012年02月25日)
■鮫川村で放射性廃棄物の焼却炉運転へ
週刊金曜日-2013/08/05
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=3608
福島県東白川郡鮫川村に、8000Bq/kgを超える高濃度放射性廃棄物の「仮設」焼却炉が作られ、7月18日に確認運転が行なわれた。その結果をもって8月半ばに本格運転に入り、約20カ月間焼却を続けることになっている。 冒頭の言葉は鮫川村の土手内進 ...
福島民報-2013/08/06
http://www.minpo.jp/news/detail/2013080610114
東京電力福島第一原発事故により下水の汚泥がたまり続けている問題で、汚泥を減容化するための焼却施設が5日までに全国で初めて、郡山市の県県中浄化センターに完成した。設置した環境省は9月から運転を始める予定。同日、県と関係市町村、報道機関に施設を公開した。
焼却施設は、約850度で高温燃焼させ、容積を約20分の1にする。臭いの発生も抑えられるという。24時間連続運転し、1日当たり90トンを処理できる。汚泥置き場に隣接する前処理テントで木の枝や石などを取り除いた上で焼却する。
同省が焼却するのは、「指定廃棄物」となる放射性セシウム濃度1キロ当たり8000ベクレル以上を含む汚泥約1万1千トンと臭い対策でかぶせた覆土約4千トン。今年度末をめどに処理する。焼却灰は同2〜3万ベクレルになると見込む。10万ベクレルを超えない限り、敷地内のコンテナ内で一時保管し、富岡町の既存の管理型処分場へ搬送する予定。町側と調整している。敷地内の4カ所にはモニタリングポストを新たに配置し、ホームページ上で測定データを公開するという。
同浄化センターに保管されている汚泥は現在約2万8千トンで県内最大。センターの供用エリアは郡山、須賀川、本宮、矢吹、鏡石の5市町で、1日当たり約80トン発生している。昨年4月以降、発生する汚泥はおおむね同八○○○ベクレルを下回っている。同省の処理対象にならない上、肥料の原料にも使える基準値(1キロ当たり200ベクレル)を上回っているため、手付かずのまま、たまり続ける状況は今後も続く。県は新たな汚泥置き場として敷地内に約8500平方メートルの「第三保管場」の整備を進めている。
同省は4月から、福島市の堀河町終末処分場に汚泥を減容化させる下水汚泥乾燥施設を稼働させている。
■減容化施設が完成 県県中浄化センター
福島放送-2013/08/06
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201308067
東京電力福島第一原発事故により下水の汚泥がたまり続けている問題で、汚泥を減容化するための焼却施設が5日までに全国で初めて、郡山市の県県中浄化センターに完成した。 設置した環境省は9月から運転を始める予定。 同日、県と関係市町村、報道 ...
県中浄化センターには「汚泥溶融施設」もあるが、それとは別途、環境省で、下水汚泥8000Bq/Kg以上の焼却施設が完成したということのようだ。下水汚泥焼却灰の場合、10万Bq/Kgを超えない限り、既存の管理型処分場というのも、納得いかない。そもそもが下水の中だったので、セシウムは溶出しにくいということだったような気がするが〜
県中浄化センターの放射能、いまも溶融飛灰でセシウム合計138,490Bq/Kg(H25.5.17)の高濃度。脱水汚泥では644Bq/Kg(H25.6.30)でも、とにかく、溶融処理すると高高濃度となってしまう。
☆福島県「流域下水道終末処理場における放射性物質を含む下水汚泥等の状況について」より
関連(本ブログ)
■粉じんから高濃度セシウム=汚染汚泥処理で−福島(最高247万ベクレル/Kg)(2012年02月25日)
■鮫川村で放射性廃棄物の焼却炉運転へ
週刊金曜日-2013/08/05
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=3608
福島県東白川郡鮫川村に、8000Bq/kgを超える高濃度放射性廃棄物の「仮設」焼却炉が作られ、7月18日に確認運転が行なわれた。その結果をもって8月半ばに本格運転に入り、約20カ月間焼却を続けることになっている。 冒頭の言葉は鮫川村の土手内進 ...