下水汚泥焼却灰から基準値超のセレン検出 /滋賀
毎日新聞 2018年7月15日
県下水道課は13日、湖南中部浄化センター(草津市矢橋町)で焼却した下水汚泥の灰から、廃棄物処理法に基づく埋め立て処分の溶出量基準値(1リットル当たり0・30ミリグラム)を超える、1リットル当たり0・36ミリグラムのセレンが検出されたと発表した。人体や環境への影響はないという。焼却効率化のため汚水の脱水法が変更された4月以降に、セレンが水に溶けないように加える消石灰の量を、維持管理業者が変えなかったのが原因。甲賀市にある埋め立て処分場で浸出した水からはセレンは検出されなかったが、消石灰の添加不足が疑われる焼却灰約1000トンは撤去する。
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滋賀県 湖南中部浄化センター下水汚泥焼却灰から基準値超のセレン検出 (消石灰の添加不足)
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