クリーンパーク折居の外観 次世代煙突
日立造船「世界初の次世代煙突が完成 ~デザイン性・耐震性・環境性に優れた構造の煙突を開発~」から
日立造船のニュースリリースをみていたら、、、
「世界初の次世代煙突が完成 ~デザイン性・耐震性・環境性に優れた構造の煙突を開発~」というのがあった~
「次世代煙突」は、従来のごみ焼却施設の煙突に用いられてきた外壁コンクリートやPCパネルに替わり、軽量素材である「フッ素樹脂酸化チタン光触媒膜材」を採用した新工法とのこと。
個人的には、廃棄物焼却施設の煙突は、その地域にとって、ごみ焼却施設であることを知らしめる煙突であって欲しい。従って、煙突を煙突らしく見せないためのデザイン性というのはナンセンスのようにもおもうが、、(23区の有明清掃工場の煙突も、デザイン的にはクリーンパーク折居の外観と似ている。円筒ではなくペンシルビルのようなデザインで、おまけに時計までついている~ )
もちろん、地震大国日本で、耐震性や環境性に優れたものを選択できることはいいのだろうが、、専門的なことは全くわからないので、、、、
この煙突が適用された城南衛生管理組合の「クリーンパーク折居」は
2018年3月にしゅん工、4月1日より運営業務を開始したようだ。
日立造船 2018年06月21日
世界初の次世代煙突が完成 ~デザイン性・耐震性・環境性に優れた構造の煙突を開発~
2018年6月21日
太陽工業株式会社
日立造船株式会社
~デザイン性・耐震性・環境性に優れた構造の煙突を開発~
太陽工業株式会社(大阪本社:大阪市淀川区、社長:荒木 秀文、以下、太陽工業)と日立造船株式会社(本社:大阪市住之江区、社長:谷所 敬、以下、日立造船)は、このほど、デザイン性・耐震性・環境負荷の低減に優れた「次世代煙突」を世界に先駆けて完成させました。本煙突は、城南衛生管理組合クリーンパーク折居(所在地:京都府宇治市)において適用されました。
■次世代煙突の概要
「次世代煙突」は、従来のごみ焼却施設の煙突に用いられてきた外壁コンクリートやPCパネルに替わり、軽量素材である「フッ素樹脂酸化チタン光触媒膜材」を採用した新工法です。2011年に太陽工業と日立造船の共同で開発がスタートし、国土交通大臣指定性能評価機関である一般社団法人日本膜構造協会(東京都港区、菅原進一代表理事)の技術審査を経て、2013年より販売を開始しました。
1枚の膜パネルで大面積を覆うことができ、取り付け作業も内部から行うことで工期短縮を実現します。また、膜材を透過した光が煙突内部の空間に明るさをもたらしてメンテナンス時の作業性向上を実現し、さらには外壁塗装が不要なため、維持管理コストの低減にも繋がります。
日立造船 2018年04月24日
クリーンパーク折居が竣工・運営開始日立造船株式会社グループ(日立造船株式会社、Hitz環境サービス株式会社、株式会社環境総合リサーチ)は、城南衛生管理組合(管理者:山本 正 宇治市長)より、折居清掃工場更新施設整備運営事業を2015年に受注し、同施設の建設を行ってきましたが、このほど、竣工し、当社が出資する城南環境テクノロジー株式会社が2018年4月1日より運営業務を開始しました。
■本事業の目的
竣工から32年を経過した折居清掃工場の老朽化に伴い、新施設を基本方針である「安全・安定的に処理できる施設」「環境に配慮した施設」「経済性に優れた施設」「ごみの持つエネルギーと水資源の有効利用」のもとに建設し、安心安全な工場運転を長期的に行なっていきます。
■当社グループの役割
新施設のEPC(調達・設計・建設)、旧工場の解体工事、跡地利用工事、20年間の運営業務を請け負いました。新施設には、当社が開発した燃焼画像認識システム「CoSMoS®(Combustion Sensing Monitor System:コスモス)」 、無触媒で窒素酸化物の発生を抑制する「NeoSNCR®」などの最新技術を導入しています。
■効果
「CoSMoS®」や「NeoSNCR®」などを活用し、焼却炉の安定運転を実現していきます。
<概要>
クリーンパーク折居の外観
クリーンパーク折居の受注時のニュースリリースは下記をご覧ください。
http://www.hitachizosen.co.jp/news/2015/02/001560.html