光が丘清掃工場建替工事の現場 光が丘IMA(ショッピングモール)側から(2018年6月19日)
先日、清掃一組のHPで「各建替工事の全景写真等を更新しました」 となっていたので、、、
さっそく光が丘清掃工場の最新の工事写真をみてみると、、、
なんと、もう全覆いテントの壁面は骨組みだけになっていた~
清掃一組「光が丘清掃工場建替工事 工事写真」(全景)(平成30年5月29日現在)
清掃一組の写真は、最新といっても2週間以上のタイムラグがあるので、
建設工事請負のタクマ・鴻池特定建設工事共同企業体「光が丘清掃工場建替工事施工状況のご案内」のホームページのライブカメラ映像で確認すると、もうテントが残っているのは屋根部分だけになっていて、周辺は骨組みだけ、、、その骨組みもどんどん解体されつつあったので、
梅雨の合間の晴れ間となって真夏のような暑さとなった午後、、、
全覆いテントとやらが全て解体される前に、、実際この目で大きさを見てこようと光が丘まで行ってきた~
なにしろ、旧清掃工場の建物そのものを、そっくりテントで覆って解体撤去工事をするという、、いわば、前代未聞の突拍子もない発想というか、 または、金に糸目をつけずに、なによりも周辺住民の安心のためというか、粉じんや騒音クレーム回避のためというか、もしかすると、ゼネコン事業者など諸々の利権絡みなのかもしれないし、、もちろん、解体現場の労働者の安全安心が第一番というのかもしれないし、、、とかなんとか、いろんな思いを抱えながら、先ずは百聞は一見にしかずで現場をみてくることにした~(杉並清掃工場解体時は、プラットホームの解体現場のテントは見学した)
ほんとうに大きかったな~
まるでお化けテント、骨組みだけでもかなりのインパクトあり、、、
週間工程表(平成30年6月第4週)を見ると、
只今、①テント解体、②杭打設、③既存杭引抜、④掘削工、⑤地盤改良となっている~
光が丘公園側から
公園側の現場入口には、「情報コーナー」もあった~、
光が丘公園側から
ほんとうに団地のど真ん中の清掃工場、
光が丘清掃工場の建替工事、なにしろ光が丘駅すぐそばである、
光が丘IMA(ショッピングモール)や光が丘公園は人通りも多く、立ち止まって清掃工場の解体現場をみる人も多い、あの巨大な仮設テント、解体中の骨組み、現場作業員の動きなどをツイッターで投稿している人も多い、、、
そうして考えると、、、
あの巨大なお化けのような全覆いテント、設置も解体も巨額を投じているのだろうが、無駄ではないのかとも思えてくる、、
光が丘は、300トン/日(150トン/日・炉×2基)炉ではあるが、余熱利用で地域の熱供給などおこなうのでかなりの割高で、、タクマ・鴻池JVとの契約金額は約336億円(税込)だった。(その後、土壌汚染対策工事による契約金額の変更があり約344億円) 足場を作ったり、仮設テントの骨組みも、高所での作業現場となっていたが、くれぐれも事故など起きないようにと願うのみ、、、
23区の清掃工場建替工事では、練馬清掃工場ではじめて全覆いテントの使用、その後、杉並清掃工場、目黒清掃工場建替で全覆いテントは設計仕様書に組み込まれたようだ、なにしろ、23区の清掃工場、いまや、どこも住宅密集地の中での建替となっているので、一概に、税金の無駄遣い、必要ないとは言えない状況なのかもしれない、、、
タクマ・鴻池特定建設工事共同企業体「光が丘清掃工場建替工事施工状況のご案内」サイト、
ライブカメラもあって、、様子がよくわかる、また工事写真や動画など豊富でとてもわかりやすい
煙突解体や全覆いテントの施工、清掃工場解体の動画(早送り)はYouTubeでも公開されていて、とてもおもしろい~
■全覆い仮設テント施工
この建屋解体をみていて思うに、、、テントで覆われた密閉空間の中での解体作業、粉じん等の周辺への飛散はないにしても、少しでも間違って、万が一でも防塵設備や集じん器などがうまく機能しないと作業環境は最悪になると、、逆に作業者の安全が心配になった~ 雨降りなど天候に左右されないのはいいかもしれない、、なにごともうまくいけばいいが、いろんなトラブル、ヒューマンエラー、各種のアクシデントはつきまとうので、、、安全第一がなによりで、 ■清掃工場建屋解体
■23区 光が丘清掃工場の解体工事、煙突がいつのまにか短くなっている、、、2017年08月19日
■23区清掃一組、光が丘清掃工場建替工事はタクマ・鴻池特定建設工事共同企業体(335.8億円)2016年06月28日
■23区 光が丘清掃工場の今、昔、、清掃工場だよりから~(平成28年3月末で 閉鎖予定)2015年11月20日