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Channel: 東京23区のごみ問題を考える
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奈良 “ごみ越境” 問題、市民が組合を提訴

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奈良“ごみ越境”問題、市民が組合を提訴
毎日放送-2018年5月9日
 奈良県香芝市のごみ処理業者が隣町のごみを不正に持ち込んでいた問題で、9日、香芝市の住民がごみ処理施設を運営する組合に対する訴えを起こしました。

 奈良地裁に訴えを起こしたのは香芝市の住民4人です。訴状などによりますと、香芝市に拠点を置くごみ処理業者が隣の広陵町のごみを収集して、香芝市の焼却施設に持ち込んでいるといいます。香芝市のごみ引き取り価格は広陵町より2円安く、業者が処理費用を浮かせ利ザヤを得ている可能性があると主張しています。香芝市はすでに業者の「ごみの越境」行為を認め、30日間の業務停止処分を行いました。

 しかし、住民らは「市の税金で隣の町のごみを処理したのは問題だ」として、ごみ処理施設を運営する組合に対して訴えを起こしました。2013年7月から去年5月までの処理費用あわせて約1900万円を業者に請求するよう求めています。

 「不正が長期間行われていたと考えられる状況。ところが30日間の行政処分で済まされてしまっている。香芝市民が被った損害がそのまま放置されている」(石川量堂弁護士)

 被告の組合は、「訴状が届いていないのでコメントできない」としています。


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