<竹の内産廃>県、飛散と流出防止求め業者に措置命令 村田
河北新報 2018年5月2日
宮城県村田町の竹の内産廃処分場の隣接地にある焼却施設から基準値(1グラム当たり3ナノグラム)の200倍超のダイオキシン類が検出された問題で、県は1日、設置業者の元経営者らに対し、炉や煙突内のばいじん飛散と汚水流出の防止を求める措置命令を出した。
命令を受けたのは、処分場の元運営会社グリーンプラネット(2006年に清算)の元代表と、元実質的経営者の男性2人。廃棄物処理法に基づく行政処分で、着手期限は6月30日。
焼却施設は運営会社が1994年に設置。2001年まで使われた後は放置されている。昨年10月の県の調査で、煙突内などのばいじんから最大680ナノグラムのダイオキシン類が検出された。
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