高崎市の高浜クリーンC/建替えプラント設備/日立造船を特定
日刊建設通信新聞
群馬県高崎市は、「高崎市高浜クリーンセンター建替プラント設備工事」の公募型プロポーザルを実施した結果、日立造船を優先交渉権者に特定した。6月の定例市議会で議決を受け、194億円(税別)を限度に本契約を結ぶ。3社が参加した。
工事概要は、可燃ごみ処理施設、不燃・粗大ごみ処理施設、リサイクルセンター、付帯施設のプラント設備実施設計・施工。処理能力は、可燃ごみ処理施設が日量480t(24時間160t×3炉)、不燃・粗大ごみ処理施設が5時間当たり34t、リサイクルセンターが5時間当たり65t。
工事場所は高浜町252-1ほか。業務期間は2023年3月10日まで。
市は日立造船の提案について、施設の安定稼働、ごみの焼却性能、周辺環境への配慮など技術、地域貢献の双方で優れ、委員から高い評価が得られたとしている。
高崎市のごみ処理の大半を担っている高浜クリーンセンターは、施設の老朽化が進んでおり、社会情勢の変化に対応可能な規模及び能力を備えた施設の整備が求められていることから、本市の一般廃棄物を安定的かつ効率的に処理するため、既存施設の隣接敷地に建替えを行います。
建替基本計画について 環境影響評価について プラント設備工事について