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Channel: 東京23区のごみ問題を考える
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18年間放置のごみ焼却施設解体へ 南あわじ市/兵庫

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18年間放置のごみ焼却施設解体へ 南あわじ市
神戸新聞 2018年4月24日
 兵庫県南あわじ市は2018年度、同市の離島・沼島にあるごみ焼却施設を解体する。稼働していたのは11年間だけで、その後18年もの間そのまま放置されていた。解体には除染作業が必要で、工事には1億500万円の予算を付けている。(高田康夫)

 ごみ焼却場は1989年4月完成。日量3トンの焼却が可能で、沼島内のごみを処理していた。だが、2000年にダイオキシン対策法が施行され、安定した焼却が困難な中小規模の焼却炉が規制対象となったため、00年3月末に廃止された。

 その後、隣接地に「沼島リサイクルセンター」が設置され、当初は生ごみを堆肥化していたが、良い堆肥ができなかったため中止に。現在、沼島で出る可燃ごみは、市内他地域と同様に収集業者が集め、本島にある可燃ごみ焼却施設「やまなみ苑」で処分している。

 ただ、焼却場は使わなくなったまま解体もされず放置。山中にあるため跡地利用計画もなかったという。これまで手を付けなかった経緯について、同市環境課は「何かの邪魔になる場所でもなかったので、他のインフラ整備に力を入れるために後回しになったのだろう」としている。

 同市は解体工事を7月ごろに発注する予定で、18年度中の工事完了を目指す。


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