今朝のGoogle アラート「クリーンセンター」で受信した掲示板への怪しげなスレッド
「【 落札率１０３.７％？】 所沢市 東部クリーンセンター工場棟建築工事、官製談合で業者に利益供与の疑い」？？？
まだ内容をよく読んでいないのだが、、
「【 落札率１０３.７％？】 所沢市 東部クリーンセンター工場棟建築工事、官製談合で業者に利益供与の疑い」は、所沢市の「所沢市東部クリーンセンター延命化工事及び長期包括運営委託事業」のことだろうか？しかし、クリーンセンターの延命化工事は、約98％の落札となっていたので、他の件なのか、、、とりあえず、「所沢市東部クリーンセンター延命化工事及び長期包括運営委託事業」も灰溶融炉がどうなるのか気になるので、チェックしてみた～
現東部クリーンセンターは、
焼却施設 : 230t / 日 ( 115t/24 h × 2 炉 )
灰溶融施設 : 60t / 日 ( 30t / 24 h × 2 炉 ) ←日本鋼管株式会社（現：ＪＦＥエンジニアリング株式会社）
着工：平成12年6月、竣工：平成15年3月
気になる灰溶融施設は、「所沢市東部クリーンセンター延命化工事及び長期包括運営委託事業の公募説明書」を流し読みすると、、どうも、「灰溶融施設は平成31年度中に停止を予定」となっていたので、、まあ、当然、灰溶融施設までプラント更新はあり得ないだろうと、ひとまずそれはそれでよかった～ 所沢市の灰溶融スラグは、生成した溶融スラグの全部又は大半を利用していないと会計検査院に指摘されていた施設。（平成26年9月30日付け「溶融固化施設の運営及び維持管理並びに溶融スラグの利用について」会計検査院）
東部クリーンセンターの延命化工事及び運営業務は公設民営（ＤＢＯ方式） ←関東近県も長期包括運営委託が増えている
事業積算額
① 延命化工事事業積算額 7,800,000,000 円
② 長期包括運営委託事業積算額 25,714,299,000 円 （うち固定費分事業積算額23,472,557,000 円 ）
※ 上記事業積算額については、消費税及び地方消費税の額を含まない）
事業期間
① 事業期間：契約締結日から平成48年3月31日まで
② 工事期間：契約締結日から平成33年3月31日まで
③ 運営準備期間：契約締結日から平成30年3月31日まで
④ 運営期間：平成30年4月1日から平成48年3月31日まで ←18年間
⑤ 乖離請求期間：平成30年4月1日から平成31年3月31日まで ←乖離請求期間？
更新日：2017年10月19日
平成29年度事業所沢市東部クリーンセンター延命化工事及び長期包括運営委託事業について、事業者を募集・選定するにあたり公募型プロポーザルを実施するので、次のとおり公表します。
審査講評所沢市東部クリーンセンター延命化工事及び長期包括運営委託事業者選定委員会の審査講評を公表します。
優先交渉権者の決定所沢市東部クリーンセンター延命化工事及び長期包括運営委託事業者選定委員会において、優先交渉権者選定基準に基づき提案書等を評価・審査した結果、優先交渉権者を選定した。
市は、この委員会の審査・選定結果を踏まえ、優先交渉権者を決定したので公表します。
「審査講評」から、総合評価で
非価格要素 審査点の満点を80点、 価格審査点の満点を20点とし、 合 計 10 0 点
すごいですね、、非価格８０：価格２０
１者入札でJFEエンジニアリング落札
延命化工事など、どうしても現焼却工場のプラントメーカになるのだろうから、、、
ひばりグループ「JFEエンジニアリング株式会社（協力企業JFE環境サービス株式会社）の１者入札で、
価格も予定価格にほぼ同じで楽々落札となるのは予測可能で、そんなものなんだろうが、、、、
所沢市東部クリーンセンター「アメサ」設置（ダイオキシン類長期自動採取装置）
（2006年当時で、アメサは、国内では所沢市東部クリーンセンターと流山市クリーンセンターに設置）
所沢市は「バックステージ」にどのような見解を示していたのか、、市のホームページを検索したのだが、それらしきものはみつけられなかった。
あれこれみていると、2013年当時の「2号焼却炉排ガス自主基準値超過に係る調査結果報告書について」の調査結果「
報告書（まとめ）」「報告書（本編）」があって、、、そのまとめを開いてみると、、、東部クリーンセンターにも「アメサ」が設置してあるのだと発見。それはそうでしょうね、なにしろ、あのダイオキシン騒動の頃には所沢市周辺が最もターゲットになっていたので、、、しかし、アメサを設置して、ダイオキシンの連続自動採取装置で測定していても、結局は自主基準値の超過は事前に予測もできなかったようだし、原因の究明には至らなかったというようなことが書いてあった。
もっとも、自主基準値を法規制値よりも厳しくするというのも、地域住民にとっては、より安全・安心な焼却工場という位置づけになるのかもしれないが、、、排ガスのダイオキシン類の0.1ng-TEQ/m3N と 0.01ng-TEQ/m3N と、、どの程度の安全性が増すのか？？？
ダイオキシン類の計測方法、換算方法、、あの排ガスダイオキシン類 0.0000001ng-TEQ/m3N とかの実態は
なんだか数字の計算上のまやかしのようにもかんじる、、「毒性等量 （TEQ） について」
関連（本ブログ） 千葉県の流山市の清掃工場にもアメサが、、 ↓↓
・流山市の清掃工場 業者変更後５日間で焼却炉２基が停止＆ダイオキシン類連続採取装置アメサ 2012年06月13日
（追記）どうも、ざ～っと読んでみる限りでは、この「東部クリーンセンター工場棟建築工事」とは、、、現在稼働中の「所沢市東部クリーンセンター」（着工：平成12年6月、竣工：平成15年3月）の建設工事契約（2000年頃）のことらしい、、18年後の、延命化工事となった今頃になって再燃？？？ いろいろあるものだ、、、「東部クリーンセンター建設室 参事が、この建設に官製談合があるとして、内部告発本「バックステージ」を出版」となっているが～
所沢市議会議員の水村あつひろ氏ブログ2005/03/16 (水) 『バックステージ』によると
この本は、所沢市役所を退職した職員が書いたと言われている本です。「すべてフィクションである」とは断ってはいるものの、実際に所沢市で２００３年３月に完成した総事業費３００億円を超える東部クリーンセンターの建設の過程が、モデルになっていると言われている本です。と、、、
「バックステージ」 著者 役所 吏 発行人 バックステージ刊行委員会
制作 株式会社文芸社 2005年1月10日 初版発行
「所沢市 東部クリーンセンター工場棟建築工事、官製談合で業者に利益供与の疑い」を読んでみて、、、
「東部クリーンセンター建設室 参事が、この建設に官製談合があるとして、内部告発本「バックステージ」を出版」となっているので、名前を出しての告発本であれば、そのとおりなのかもしれないが、、、、
それ以前に、、「入札前であり設計金額は非公表、しかも応札業者すら決まっていない段階にもかかわらず、某建築会社に落札が決まっているかのような物言いだ。」となっていて、「入札日は平成12年(2000年)9月12日、市役所高層棟4階 入札室。指名競争入札で、応札したＪＶは１２社。某建設会社のＪＶが、47億3000万円で落札。 」とあるので、、、
官製談合以前に、12社も応札してその某建設会社のＪＶが落札ということは、ごみ焼却炉メーカーの談合ですでに某建設会社のＪＶに振り当てられていたということなのかも、、、しかし、所沢市の東部クリーンセンターはごみ焼却炉談合と認定はされていない？？？
所沢市 東部クリーンセンターは、平成29年～31年の改修工事に１００億円の予算を計上予定。
建物・焼却炉等の建設費用は約２１０億円、改修に１００億円は高すぎないだろうか。
計上した予算の内容を精査すべきである。減額補正も可能なのである。
＃所沢市
http://blog.livedoor.jp/tokorozawalvdoor/archives/7309286.html
【 落札率１０３.７％？】 所沢市 東部クリーンセンター工場棟建築工事、官製談合で業者に利益供与の疑い
http://tokorozawablg.jugem.jp/
1991年(平成3年)10月～2007年(平成19年)10月 所沢市 市長 斎藤博
2000年(平成12年)4月～2007年(平成19年)10月 助役 加藤恒男
1996年(平成8年)6月～2004年(平成16年)3月 収入役 市川仙松
2000年(平成12年)4月～2002年(平成14年)3月 総務部長 小澤孝
1999年(平成11年)4月～2001年(平成13年)3月 総務部 次長 兼 総務部 契約課長事務取扱 星野協治
1999年(平成11年)4月～2001年(平成13年)12月 清掃部長 並木幸雄
1999年(平成11年)1月～2002年(平成14年) 3月 清掃部 次長 西久保正一
東部クリーンセンター建設室 参事が、この建設に官製談合があるとして、内部告発本「バックステージ」を出版。
所沢市政のあり方に異議を唱えた。
著者が指摘する所沢市の不正は、１００条委員会設置に値するとして市議会の質疑でも用いられている。
内容としては、ダイオキシン騒動を契機とする環境問題に対しての市民の関心の高まり、東部クリーンセンターの新規建設計画、炉型式検討会議における八百長審議、建設用地埋蔵の産業廃棄物の処理偽装、官製談合など、東部クリーンセンター建設事業の経緯が網羅してある一冊である。
231ページから｢特別共同企業体方式｣という題で、工場棟建築工事における官製談合の詳細を記している。
東部クリーンセンター建設工事は、所沢市始まって以来の一大プロジェクトであり、その総事業費は３００億円。
巨額の事業であるため、業者は特別共同事業体(ＪＶ)方式での応札となった。
ＪＶは複数の業者が組むことになっており、大手業者(親)と中小業者(子)の組み合わせとなる。
どの企業を親・子にするかは、経営事項審査の評価や公共事業の受注実績などの基準により選定される。
平成12年(2000年)7月。建設室が、特別共同事業体の構成、建築工事の実施計画書を作成する過程で、助役から指示を受ける。
市長と懇意にしている某建設会社がＪＶで親として参加するために選定基準を緩和し、かつ某建設会社のために設計金額を増額するようにと。入札前であり設計金額は非公表、しかも応札業者すら決まっていない段階にもかかわらず、某建築会社に落札が決まっているかのような物言いだ。
この指示に建設室は反発し抗議した。設計金額は客観性ある指標を基に算出しており、これを増額することは市民に不当な損害となるからだ。官製談合であり、入札は不調にすべきだと。
たとえ市長や助役の指示とはいえ、その指示が不正であるならば、建設室のように関連部署は反対あるいは告発すべきであろう。
しかし、助役だけでなく、総務部契約課までもが官製談合に協力。
建設室は不本意ながら官製談合に協力し、工場棟建築工事の設計金額を増額した。
本文から引用「助役と実質の契約事務を司る契約課が二人三脚であり、建設室としてもこれ以上抗しきれず、某建設会社を親とすることで決裁文書の作成をした。」
そして、平成12年(2000年)8月28日、建設室が実施計画書と図書を作成し直し、起工伺い書類を契約課に提出。
当初の実施設計金額45億5900万円を、50億7200万円に増額。5億1300万円の増額となった。
入札日は平成12年(2000年)9月12日、市役所高層棟4階 入札室。指名競争入札で、応札したＪＶは１２社。某建設会社のＪＶが、47億3000万円で落札。
平成12年(2000年)年、9月定例議会でこの契約案件を上程、承認。
平成12年(2000年)11月1日 起工。
この本で告発している所沢市政の問題の本質は、
多くの建設会社から総すかんされるほどの不公正な入札による、市長と懇意にする企業への恣意的な公共事業発注と設計金額増額などの優遇、そして、事務方がコンプライアンスに反していることを諌めもせず、逆に不正を推し進めたことであろう。
つまり、市幹部主導による組織的な入札妨害を告発しているのである。
文中に落札率についての記載はないが、当初の実施設計金額45億5900万円を基に換算すれば、落札率は１０３.７％となる。
全国市民オンブズマンによると、各工事の落札率が、９０％～９５％を「談合の疑いがある」、９５％～１００％を「談合の疑いが極めて高い」と定義している。
落札率１００％以上をあえて定義するならば、適正落札比率との差額分の税金を業者に利益供与というところか。
なぜ、市民に損害を与えてまでも官製談合を行うのだろうか。
業者への優遇の見返りとして、市長は業者からの選挙協力や政治献金、事務方は天下りの斡旋などを受けていないだろうか？
所沢市 東部クリーンセンター建設の総事業費は３００億円。
官製談合により、市民に「億単位の損害」を与えたのであるならば、当時の幹部職員の責任は重大である。
（略）
所沢市議会 議事録引用
http://blog.livedoor.jp/tokorozawalvdoor/
所沢市政の問題点
https://twitter.com/tweettokorozawa
[スレ作成日時]2018-02-24 04:04:37