欧州のプラ包装、2030年までに100%再利用へ EUが計画発表
AFP 2018年1月17日
【1月17日 AFP】欧州連合(EU)は16日、欧州で使用されるプラスチック製の包装材を2030年までにすべて再生利用可能なものとする環境汚染対策計画を発表した。さらに、コーヒーカップなどの使い捨てプラスチック製品の使用を段階的に廃止する計画も明らかにした。
EUの行政執行機関である欧州委員会(EC)から発表された計画は、中国が海外のリサイクル用廃棄物の輸入を禁止する決定を下したことを受けてのものだ。欧州からの膨大な量の輸入廃棄物もこの規制の対象に含まれる。
EUは現在、収集・分別したプラスチックの半分を輸出しており、このうち85%が中国に送られている。…
プラスチック包装「使い捨てゼロ」、2030年までに実現、欧州委が新目標
日本経済新聞 2018年1月17日
【ブリュッセル=森本学】欧州連合(EU)は2030年までに、使い捨てのプラスチック包装を域内で無くし、すべてを再利用または素材としてリサイクルすることを目指す。EUの執行機関である欧州委員会が16日公表した「プラスチック戦略」で、新目標を打ち出した。深刻さを増すプラスチックごみによる海洋汚染への対応を急ぐ。…